全日本空輸(ANA)はきょう23日、2020年東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京2020大会)開幕まで24日で1年を迎えるのを前に、イベントを羽田空港の格納庫で行なった。
冒頭、聖火リレーランナーのユニフォーム姿で登壇したのはANAの志岐隆史副社長。志岐副社長は、同社と日本航空(JAL)が東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と聖火リレーサポーティングパートナーシップ契約を締結したことに触れ、「JALと協力して五輪の象徴である聖火を安全・確実に輸送するとともに、121日間、47都道府県に聖火を灯すことで東京2020大会に向けた機運の醸成と、地域の活性化につなげていく」とあいさつした。
続いて、小学生ユニット「Foorin」と東京2020大会マスコットのミライトワ、ソメイティをゲストに迎え、イベントに参加した親子連れ約300名とともに<NHK>2020応援ソング「パプリカ」を踊った。
さらに、会場に駐機していた特別塗装機「HELLO 2020 JET」からは、同社のCMに出演している綾瀬はるかさんがパイロット姿で登場。綾瀬さんがイベント参加者に手を振りながらタラップを降りてくると、会場からは歓声が上がった。
ステージでパイロットの制服を着た感想を聞かれた綾瀬さんは、「身も心も引き締まるよう。かっこいい。着られて光栄」と笑顔。オリンピックについては「選手、観客問わず、スポーツを通して世界各国の人々が国境を越えて触れ合えることが素敵だと思う」と魅力を語り、「大河ドラマをやらせていただいたので、マラソンや陸上競技を観戦したい」と話した。東京2020大会が開幕する1年後に向けては、色々な国のあいさつを覚えたり、英語力を強化したりしたいという。
その後、イベント参加者と綾瀬さんらゲストは「2020」の人文字をつくり、東京2020大会の成功に向けて機運を盛り上げた。