三菱航空機は、開発中のリージョナルジェット機「Mitsubishi SpaceJet(三菱スペースジェット)」の3号機が、パリ・エアショーが開催されるル・ブルジェ空港に、現地時間6月15日午前10時54分に到着したと発表した。
ローンチカスタマーの全日本空輸(ANA)塗装から、新塗装へと塗り替えており、同6月17日から開催されるパリエアショーで、キャビンのモックアップとともに展示される。
開発中の「MRJ90」は、「SpaceJet M90」に改称された。これまでの「MRJ70」の検討内容を発展させた「SpaceJet M100」をあわせた、2機種で構成される見通しで、3クラスでは65席から76席、モノクラスでは最大88席を配置できる。開発が決定した場合は、今年後半にも発表する。
(写真:三菱航空機)