全日本空輸(ANA)は4月30日、羽田空港で平成最後の出発便のお見送りイベントを実施した。
平成最後のANA便となったのは、午後11時40分東京/羽田発、バンコク/スワンナプーム行きのANA1925便。同便が出発する108番Aゲートでは、グランドスタッフによる搭乗案内アナウンスに加えて、「間も無く平成が幕を閉じます。たくさんの思い出をともにお持ちいただき、このラストフライトが皆様にとって希望に満ちた穏やかなひとときとなりますよう、ANAスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます」とあいさつがあった。
午後11時20分頃に搭乗が始まると、ANAの平子裕志代表取締役社長や客室乗務員、グランドスタッフらが乗客に記念品を手渡した。
機内で令和への改元の瞬間を迎えるANA1925便の229名(幼児3名含む)の乗客は、ゲートに掲げられた「平成ラストフライト」のパネルの写真を撮ったり、平子社長と記念撮影をしたりしながら機内に乗り込んだ。