ウィン・リゾーツは、日本での統合型リゾート(IR)の開発に向けて、日本事務所を東京・丸の内に今夏にも設立する。
2018年12月に、日本法人となるWynn Resorts Development Japan合同会社を設立し、クリス・ゴードン氏が代表に就任している。これまではアメリカの本社で日本のIRの開発、運営に携わる人員を増強していたものの、日本の企業や地域との連携を強化し、一層強化する。
ウィン・リゾーツのマット・マドックス最高経営責任者(CEO)は、「私たちは、日本政府や各自治体が日本型IR開業にあたり、熟慮を重ねていることを認識しています。自治体からの要望に応じて情報を提供し、提案書を作成していくことはIR事業者の重要な責務です。今回の日本法人とオフィス開設により、今まで以上に適切な情報提供が可能となると考えています」とコメントした。
ウィン・リゾーツは、ラスベガスとマカオにIRを展開しており、アメリカ・エバレットにもリゾート施設を建設している。