マレーシア航空委員会(Malaysian Aviation Commission/MAVCOM)は、エアアジアXのクアラルンプール〜東京/成田線の運航申請に対し、航空交通権を与える決定を行ったと発表した。
発表内容などによれば、週4便をプレミアムフラットベッド12席、エコノミークラス365席の計377席を配置したエアバスA330-300型機で運航する。
エアアジアXでは、2015年8月に東京/成田〜クアラルンプール線を運休。2018年4月にも、クアラルンプール〜東京/成田線の週7便での運航申請を行い、航空交通権を与えられていた。
マレーシア航空委員会では、需要と利用者の利益、サービスの質、マレーシアの空港や航空業界などへの影響を考慮して、航空交通権の割当を決定する。航空交通権を与えたれた航空会社が条件を遵守しなかった場合、決定を一時的に停止または取り消す権限も保有している。割り当てられた航空会社は、有効期間開始日から6ヶ月以内に与えられた運航便数全ての運航を開始する必要があり、未使用の権利は取り消される。