全日本空輸(ANA)は、那覇空港の「ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)」を2月28日にリニューアルオープンする。
新千歳空港、伊丹空港、那覇空港に続き、建築家の隈研吾氏が「一期、一会」というコンセプトのもとに監修した4空港目のラウンジとなる。
改修後の座席数は、これまでの約40席から約70席に大幅に増加する。今秋に「ANA LOUNGE(ANAラウンジ)」も併設し、座席数は現在の2倍となる約180席に大幅に拡張、全体の面積はこれまでの約1.8倍になる。両ラウンジの利用者は、ラウンジに直結する専用保安検査場の利用ができる。
入口付近の大テーブルには、積み上げた栓の木の上に沖縄の焼き物とガラス、琉球漆器の3つの工芸品を展示。大テーブルは人造大理石のコーリアンという素材を使用しており、茶色や黒などの模様で沖縄らしさを表現した。フラップを模した天井、ウォールナットの木を使用した大和壁などはリニューアルした各空港共通で、落ち着いた空間に仕上げている。ゆったりと寛げるソファーのほか、荷物の収納スペースや電源も設けた。
フードメニューとして、那覇空港限定でふくぎやのバウムクーヘン「ガジュマル」(3月末まで提供)、BLUE SEALのアイスクリームをバニラ・チョコレート・ストロベリー・マンゴー・シークヮーサーソルベの5種類の味を用意する。スタンダードメニューは紅芋のスープ、ジューシーおにぎり、沖縄風いなりずしなどを提供。オリオンビールなど4種類のビールや泡盛などのアルコールも揃える。
ANAスイートラウンジは、ANAマイレージクラブのダイヤモンド会員、ANA Million Miler Program「Lounge Access Card」保有者などが利用できる。