エクスペディアグループは、2018年の日本国内の宿泊施設需要を分析し、公表した。



エクスペディアグループの提携宿泊施設に対する需要は前年比50%以上の伸びを示し、東京、大阪、沖縄、名古屋、京都の国内需要は平均60%拡大した。この他に、埼玉(130%)、青森・岐阜(95%)、高知(90%)、茨城(80%)も高い増加率を示していることがわかった。豪雨被害があった西日本や地震があった北海道は、8月と9月にインバウンド需要が10%落ち込んだものの、国内需要は35%伸びた。





東京、大阪、京都、沖縄、福岡は、インバウンド外国人旅行者数が前年比平均50%増となった、成長率は埼玉(170%)、青森(110%)、新潟(90%)、愛媛・鳥取(85%)が上位だった。青森、新潟、埼玉は平均客室単価も上昇しており、青森は35%上昇した。日本へのインバウンド旅行者は韓国、アメリカ、香港、台湾、中国がトップ5で、インドネシア、アイルランド、スペイン、インド、イタリアからの伸び率が高かった。





エクスペディアが提供するパッケージ商品を利用する日本人旅行者は増加傾向にあり、需要は95%拡大した。日本国内からの宿泊予約の約半分はモバイル端末からとなり、世界水準である3分の1を上回っている。これはCriteo社の調査結果とも合致しているという。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 エクスペディアG、日本の宿泊施設需要を公表 埼玉や青森など需要急増、青森は客室単価35%増