日本旅行業協会(JATA)は「ツーリズムEXPOジャパン2018」において、「ツアーグランプリ2018」の表彰式を行った。国内・訪日旅行部門グランプリには、クラブツーリズムが企画・催行する「~通常は運航していない貨物線を走行~お座敷列車『宴』で行く【貨物線の旅】」が選ばれた。
「貨物線の旅」は、485系お座敷列車「宴」などを使用して、通常は旅客列車が運行していない貨物路線と支線をつないだオリジナルルートを走行するツアー。2017年7月に第一弾を催行し、これまでに山手貨物線、常磐貨物線、高島貨物線、東海道貨物線、川越貨物線などを走行している。同ツアーは、鉄旅オブザイヤー実行委員会の「鉄旅オブザイヤー2017」旅行会社部門グランプリにも選ばれるなど、話題を集めていた。
「ツアーグランプリ2018」は、2017年7月から2018年6月末までに催行された企画旅行を対象に、最も優れた旅行に対して表彰。企画の独創性、販売・集客性、価格の整合性などの審査基準により審査している。このほか、国土交通大臣賞にクラブツーリズムの「絶景・秘境の旅Grande25周年記念企画 癒しの楽園 南インド8日間」、観光庁長官賞(海外旅行部門)にクラブツーリズムの「グリーンラインを越えて北キプロスまで訪問 キプロス1か国周遊 6日間」などが選出されている。
なお、クラブツーリズムは「貨物線の旅」乗車2000人突破を記念して、特製の復刻サボを全員にプレゼントする貨物線ツアーを10月7日に実施する。