日本航空(JAL)は、東京〜バンクーバー線を開設して50周年を迎えるのを記念した式典を9月10日、開催した。
JALは1968年9月11日に東京/羽田〜バンクーバー〜サンフランシスコ線を週2便で開設した。開設当初は往路は直行、復路はアンカレッジ経由で運航していた。その後、1972年4月に東京/羽田〜バンクーバー〜メキシコシティ線を週3便で開設し、1974年からはバンクーバーでの途中降機をメキシコ政府から認められた。現在は東京/成田〜バンクーバー線をボーイング787−8型機で週7便を運航している。
成田空港第2ターミナル3階出発ロビーのスカイリウムで開催した式典には、JALの大貫哲也常務執行役員、石井靖男成田国際空港長、アルン・アレクサンダー在日カナダ大使館公使、成田国際空港の夏目誠代表取締役社長が出席。現役客室乗務員のチアダンスチーム「JAL JETS」のパフォーマンスで就航50周年を祝った。
大貫哲也常務執行役員は、「バンクーバーはカナダの3大都市の一つ、カナダ西海岸にある風光明媚な都市。高層ビルの様相と、森や緑に囲まれた美しい街という印象。特に日本をはじめ、中国、韓国、アジア各地と人の往来が多い街。そういうお客様に育てていただき、きょうまで50年間路線を続けて、大変うれしく思いますし、お客様に日頃のご愛顧の御礼を申し上げたい」と話した。
同日の東京/成田発バンクーバー行きJL018便(ボーイング787-8型機、機体記号:JA834J)の乗客には、搭乗証明書やJALオリジナルハンドスピナーなどの記念品を配布した。JL018便は乗客200名(含む幼児2名)を乗せ、午後6時32分に出発した。