外務省は、インドネシア・ロンボク島北部で地震が連続発生していることから、注意を促すスポット情報を発出した。
ロンボク島北部では7月末から、マグニチュード6から7の地震が連続して発生しており、8月5日に発生した地震では、ロンボク島とその周辺の島・地域で死者500名以上、負傷者7,000名以上となり、多くの建物が損壊している。8月19日にも大きな地震が発生した。
被災地では被災地では,地滑りによる橋の崩落、通信。電力などのインフラが復旧していないところもあり、ロンボク島北部へのアクセスは困難な状況となっている。一方で南部では深刻な被害は見受けられず、ロンボク国際空港への航空機も通常通り運航している。
現在もロンボク島北部地域を中心に余震が発生しており、今後も大きな地震、地滑りや建物倒壊などの二次災害が発生する恐れがあるため、地震活動の最新の情報収集に努めるとともに、安全に十分注意しつつ慎重な行動を心掛けるよう呼びかけている。