外務省は、フィリピン国民に対するビザ発給要件の緩和を発表した。
「観光ビジョン実現プログラム2018(観光ビジョンの実現に向けたアクション・プログラム2018)」に基づき、日本とフィリピン間の人的交流を含む二国間関係を一層強化するため、フィリピン国民(一般旅券所持者)に対する短期滞在ビザの発給要件緩和措置を決定し、きょう8月1日以降の申請分から運用を開始した。
従来発給している商用の方や文化人・知識人に対する短期滞在数次ビザの発給対象者の範囲を拡大するとともに、最長の有効期間を現行の5年から10年に延長する。
外務省では、今回の緩和措置によって、商用等の目的で訪日するフィリピン国民の利便性向上や訪日リピーターの増加、日本とフィリピンとの間の人的交流の一層の活発化に資することが期待されるとしている。