ベトジェットエアは、5月31日に東京都内で会見を開き、大阪/関西〜ハノイ線を11月8日に開設すると発表した。
会見に出席したグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長は、Traicyのインタビューに答えた。以下、一問一答でお送りする。
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「現在、実は日本の航空局の方に書類を申請しておりまして、その書類の中にまだ認可は下りていないですけど、コスト関係を申請しております。実はあと約一週間でその許可が下りるじゃないかと、予定をしております。これが認可されたらすぐにでも発表したいと思っております。しかし今の段階で言えることは、この発表ができた時点から我々のベトジェットエアの運賃は皆さんにとって、嬉しい価格になるんじゃないかということです。」
「我々の考えではお客様にそういう嬉しいプロモーションをどんどん展開したいと思っていますけど、ベトナムの事情と日本の規定など、いろいろあると思いますのでそれをクリアできるのか、今後もいろいろ勉強しないといけないですけど。0円じゃないですけど、お客様が非常に嬉しい価格でのプロモーションは追求したいですね。」
「書類関係の申請を日本の航空局に全て提出しています。スロットの確保などについて前向きに進行しているじゃないかと言う状況ですね。日本の行政、及び日本のパートナーも積極的に応援して頂いていますので、早期に許可が下りるじゃないかなと思います。(就航地は)まだホーチミンかハノイか実ははっきり決まっていないです。将来的には両方と思いますが、最初がどちらかというのは実はまだ検討中の段階です。」
「実は過去に市場調査でチャーター機を茨城や福島に飛ばしております。その際も非常に有望性を感じて計画をいろいろ検討する余地が沢山あるんですが、まずメインの二つの都市(関西と羽田)にフライトを繋げて、そこからそういった地域にも次の段階で展開したいです。」
「我々としてはまず(ベトナムと日本の間の)直行便を優先していて。何故かというとお客さんの需要がそちらの方が頻繁にあるということで、それを優先して考えています。経由して利用して頂くのは、我々は日本から例えばホーチミンやハノイを中心に来て頂いて、その二つの都市であれば周辺地域、どちらでも空路は繋がっていますので、そういう案になると思います。」
「ワイドボディについては前から多く検討しておりますが、結論としてはまだ出ていないですね。なので現段階での導入はまだ近い将来はないと思います。」
グエン・ティ・トゥイ・ビン氏は、ベトナム航空業界において牽引的な役割を果たしてきたエキスパートです。航空会社で上級幹部として、10年以上の経験をしてきました。加えて、多くの著名な企業にて、コミュニケーションとマーケティング分野における16年間の上級職としての経験を持っています。また、ビン女史はベルギーのソルベイ ブリュッセルにて経営学修士号(MBA)を修得しました。
ビン氏はベトジェットエアのファーストフライトを準備すべく創業当初に入社し、現在は副社長として、ビジネス開発、サービス開発、ネットワークプランニングおよびマーケティングとコミュニケーションを担当し、ベトナムのみならず世界で人気が高いエアラインにすることを目的に、単なる運輸サービスとしてのみならず、最新のeコマース戦略などの事業を推進しています。
2016年より、タイ・ベトジェットの会長として、地域を代表するエアラインを目指すベトジェットエアの成長に多大なる貢献をしています。