シーザーズ・エンターテイメント・コーポレーションは、アジア事業開発バイスプレジデント・日本事業開発責任者として渡邉雄介氏が就任したと発表した。
渡邉雄介氏は、早稲田大学を卒業後、ペンシルバニア大学ウォートンスクールでMBAを取得。三菱UFJモルガンスタンレー証券でM&Aアドバイザリーグループのエグゼクティブ・ディレクターを経て、シーザーズに入社した。東京オフィスを拠点に、日本市場への参入に向けた取り組みを国内で総括する。従来は香港、ラスベガス、ヨーロッパを拠点とする役員が日本での統合型リゾート(IR)の開発に向けて地元との協議などを通じて準備を進めていた。
国際ビジネス開発プレジデントのスティーブン・タイト氏は、「当社は日本への世界的なIR導入への参画に力を入れていますが、その日本事業開発責任者に渡邉氏を迎えたことを喜ばしく思っております。クロスボーダーのパートナーシップ作りにおける実績を持つ渡邉氏は、日本のIR開発に向けて、ビジネスパートナー、コミュニティ代表者、政府当局などとの関係を深める上で大きな力となると期待しています。」とコメントしている。
シーザーズは世界で約50ヶ所のカジノ、ホテル、リゾートを運営している。滞在客は年間1億人以上にも及ぶ。