エールフランス航空は、世界最速の旅客機「コンコルド」の関連資料40点を、所沢航空発祥記念館で開催される特別展「日本 - 仏蘭西・百年飛行の旅」に協力し、4月9日まで公開する。



エールフランス航空では、1976年から2003年まで、高度18,000メートルを音速の2倍となる時速2,200キロで飛行する「コンコルド」を運航。パリ〜ニューヨーク線を3時間55分で結ぶ定期航路のほか、フルオーダーメイドのスペシャルフライトを運航していた。日本には5回飛来し、1979年、1986年、1989年は大統領専用機として、1990年には長崎旅博覧会に、1994年には関西国際空港の開港を記念した特別チャーター機として運航した。全席がファーストクラスで「2-2」配列の92席を設けていた。整備コストの増加や経済情勢の変化により、2003年5月にラストフライトを行った。アメリカのスミソニアン国立航空宇宙博物館、ドイツのジンスハイム自動車・技術博物館、フランスのル・ブルジェ航空宇宙博物館に展示されている。





搭乗証明書、パンフレット、メニューカード、乗客へのギフト、機内グッズ、就航時の映像、100分の1スケールモデル、エンジンに使用されたオリンパス593のブレード、客室内のデッサン、食器セット、ニナ・リッチのユニフォームを着た人形など、日本初公開となる資料も展示する。



所沢航空発祥記念館は、西武新宿線航空公園駅東口から徒歩約8分。展示館は大人510円、小中学生100円。大型映像館は大人620円、小中学生260円。共通割引券は大人820円、小中学生310円。未就学児、障害者と介護者1名は無料。65歳以上の高齢者と20名以上の団体、家族などの割引も設定されている。休館日は毎週月曜日、一部は開館する。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 エールフランス航空、所沢航空発祥記念館で「コンコルド」の関連資料40点を展示 日本初公開の資料も