シンガポール航空は、シンガポール〜モスクワ〜ストックホルム線を2017年5月30日より開設すると発表した。
スカンジナビア半島の就航地はコペンハーゲンに次いで2都市目。現在はシンガポール〜モスクワ線を週4便運航しており、週5便に増便し、ストックホルムに延伸する。現在、スカンジナビア半島とシンガポール間で共同事業を行っているスカンジナビア航空ともコードシェアを行う計画。機材は、ビジネスクラス42席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス187席の計253席を配置した、エアバスA350-900型機を使用する。
シンガポール航空のゴー・チュン・ポン最高経営責任者(CEO)は、「ストックホルムへの就航に関しては数年にわたる検討を行ってきました。この度、当社の最新鋭の機材であるエアバスA350-900にて、スウェーデンの首都へのサービスを開始できることを大変嬉しく思います。同時に、スカンジナビア航空とのパートナーシップがさらに強化されることも心強い限りです。また、当社はパートナーと力を合わせてお客様により多くのフライトの選択肢を提供するために努力を続けており、今回の新路線はその好例といえます。これにより当社は、東南アジアとスカンジナビア半島の距離を縮めるだけでなく、太平洋の南西地域と北欧を結ぶフライトへの拡大する旅行需要にも応えることが可能となります。お客様は人気のスカンジナビア諸国を訪れる際、現在当社が運航するコペンハーゲン線とあわせて、2つの選択肢から選ぶことができるようになります。」とコメントしている。
スカンジナビア航空のリカード・グスタフソンCEOは、「シンガポール航空との提携を進めることで、ストックホルムからシンガポールへ、さらにその他のアジア諸国やオーストラリア、ニュージーランドへと新たなルートをお客様に提供できることを楽しみにしています。」とコメントした。
SQ362 シンガポール(00:20)〜モスクワ(06:00/07:15)〜ストックホルム(08:25)/月・火・木・金・土
SQ361 ストックホルム(10:25)〜モスクワ(13:30/15:00)〜シンガポール(06:15+1)/月・火・木・金・土