明電舎は、電気自動車(EV)用部品の量産設備の増強を行う。投資金額は3事業所合計で約70億円。世界的な環境保護や規制により、需要拡大が見込まれるEV用モーターなどの自動車用部品の生産体制を強化し、さらなるEV事業拡大を目指す。

 今回、新たに生産拠点として名古屋事業所を選定し、既存建屋の改築と量産ラインの構築を行う。また100%子会社である甲府明電舎には新規に建屋を建設し、沼津事業所には既存EV用部品生産ラインの増強を行う。本投資は、中期経営計画2020における成長投資枠200億円の一環。今後も市場拡大に合わせて更なる投資を検討していく。




 明電舎はこれまでEV用モーター・インバーター製造のパイオニアとして培った技術力を活かし、量産設備増強を行うと同時に、新しいEV用部品の研究開発を加速させ、事業拡大に努めていく。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 明電舎:EV用部品の量産設備を増強