ツモデル「SV650X ABS」のカラーリングやタイヤを変更して1月26日より発売する。(REPORT:北秀昭)
●エンジン
・味わい深いVツインならではのサウンドを奏でる水冷645cc 90°V型2気筒エンジンを搭載。低回転域ではトルクフルで扱い易く、中回転域は力強く、高回転域では伸びのあるパワーを発揮。
・1気筒あたり2本のスパークプラグを持つ、「スズキデュアルスパークテクノロジー」を導入。
・ピストンのスカート部にはレジンコートを実施。シリンダーとピストンのフリクションを低減。ピストンリングはL型リングを採用し、高い燃費性能と排出ガス低減に貢献。
・TI-ISC内蔵のスロットルボディには、発進時や低回転走行時にエンジン回転数、ギアポジション、スロットル開度、クラッチスイッチの情報を用いて制御する「ローRPMアシスト」機能を採用し、発進時のエンジン回転の落ち込みが緩和され、スムーズな発進を実現。
・スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、ECMがスターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を導入。
●外観
・スリムなデザインと軽量(197kg)な車体。
・スリム&スポーティなフォルムの14Lフューエルタンク。
・良好な足着き性を実現したオシャレなスライスシート(シート高は785mm)。
・余裕あるポジションを獲得したセミアップタイプのバーハンドル。
●足周り
・前後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐ「ABS」を標準装備。
・高いコーナーリング性能と直進安定性を両立した前後ラジアルタイヤを装備(ダンロップROAD SMART Ⅲ)※フロント120/70、リヤ160/60
■主要諸元■
全長/全幅/全高:2,140mm/760mm/1,090mm
軸間距離/最低地上高:1,450mm/135mm
シート高:785mm
装備重量 :197kg
最小回転半径:3.0m
エンジン型式:水冷4サイクル90°Vツイン/DOHC4バルブ
総排気量:645cc
内径×行程/圧縮比:81.0mm×62.6mm/11.2 : 1
最高出力:56kW(76.1ps)/8,500rpm
最大トルク:64N・m(6.5kgf・m)/8,100rpm
燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム
始動方式:セルフ式
点火方式:フルトランジスタ式
潤滑方式:ウェットサンプ式
潤滑油容量:3.0L
燃料タンク容量:14L
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
変速機形式:常時噛合式6段リターン
減速比(1次/2次):2.088 / 3.066
フレーム形式:ダイヤモンドフレーム
キャスター /トレール:25°/106mm
ブレーキ形式(前/後):油圧式ダブルディスク(ABS)・油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前/後):120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W)
舵取り角左右:33°
乗車定員:2名
価格:738,720円