コペンをベースに鮮やかなオレンジに塗られたポルシェ・カブリオレ風のカスタムカーを製作したのは、静岡工科自動車大学校のボディデザイン研究科の学生たち。丸目ヘッドライトが埋め込まれたワイドなフロントフェンダーと、絞られたボディサイドから激しく膨らむリヤフェンダーのラインは、まさにポルシェ964のスタイルっぽい!

ポルシェ用の部品を使ったのはフロントバンパーのみで、特徴的なヘッドライトはニュービートルから流用している。バンパーの幅に合わせてフェンダーを製作して、最期にFRPでボンネットを製作する手順で全体のバランスを調整したんだとか。

「とくに苦労したのはリヤフェンダーとバンパーをつなげるラインの仕上げでした」と、西澤くんが製作班を代表して答えてくれた。例年なら冬休み返上でオートサロンの出展車両を作っているそうだけど、今年は「みんなで冬休みをちゃんと取ろう!」と誓い合い、12月前半には完成したんだとか。






フロント、サイド、リヤをそれぞれ3班で作業分担したというわりに、全体のバランスはしっかり取れていて塗装もキレイ。目標を持ってちゃんと集中して作業すれば期日どおりに仕上がるというこの学生たちの姿勢、ぜひ見習いたい!

情報提供元: MotorFan
記事名:「 見た目はポルシェ、中身はコペン!【東京オートサロン2018】