相鉄グループの相模鉄道は、11月30日に「相鉄・JR直通線」が開業、新宿駅に直通する一番列車の出発式を海老名駅において開催した。
千原広司相模鉄道代表取締役社長、内野優海老名市長、廣川隆東日本旅客鉄道執行役員横浜支社長、五十嵐徹相模鉄道海老名駅長の4名によりテープカットを行った。
馬場貴史相模鉄道指導運転士、戸井田信宏相模鉄道車掌へ花束が贈られた。
5時43分、五十嵐徹相模鉄道海老名駅長、そうにゃんにより出発の合図を送り、「相鉄・JR直通線」新宿行き一番列車が海老名駅を出発した。
「これから出発する一番列車には皆様の思い、これからの希望をのせて、新宿駅まで走り抜けてほしいと願っています。」と千原広司相模鉄道代表取締役社長はコメントした。
「相鉄・JR直通線」が開業し、相鉄線から武蔵小杉・大崎・渋谷・新宿の各駅などへの利便性が向上し、朝時間帯の一部列車は大宮方面へ直通する。
終日は46往復(92本)、朝ピーク時間帯は1時間に4本程度、その他時間帯は1時間に2~3本程度運行する。相鉄線内「特急」はJR線内武蔵小杉駅~新宿駅間はすべての駅に停車する。
上りの平日朝ラッシュ時間帯のいずみ野線に「通勤特急」および「通勤急行」を導入し、いずみ野線から横浜方面への利便性を向上する。通勤急行は一部海老名駅からも運行する。二俣川駅と西谷駅の同一ホームにて海老名駅発JR線直通列車へのスムーズな乗り換えが可能となるダイヤ設定とし、いずみ野線から都心方面への速達性・利便性向上を図る。
情報提供元: Ex-Train