相鉄グループは、2019年度に鉄道事業とバス事業に総額213億円、うち鉄道事業に202億円の設備投資を実施すると発表した。

11月30日に開業予定の相鉄・JR直通線に向けて既に導入している新型車両12000系1編成に加えてさらに5編成導入する。



駅ホームにおける安全と安全輸送を確保するため全駅へのホームドア設置に向けた準備工事を進める。車両機器や電気設備の更新等も行い、さらなる安全性の向上を図る。

今年度はホームの補強や列車定位置停止装置などの準備工事を実施、2020年末までに二俣川駅、大和駅、湘南台駅に設置する予定となっている。



デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトに基づき既存車両や駅舎のリニューアルを引き続き実施する。車体を「ヨコハマネイビーブルー」に塗装、座席の座面や吊革の変更など内装改良や車内案内表示の液晶化などを行う。今年度は9000系など3編成をリニューアルする予定となっている。



駅舎のリニューアルは今年度は南万騎が原駅において改札のスルーラッチ化やトイレのリニューアルなどを予定している。



鉄道駅総合改善事業として海老名駅の北口および南口2階への改札口増設、ホームドアの新設、生活支援設備を整備し、駅舎の建て替えを行う。今年度は基礎杭工事および鉄骨工事、仮設駅舎の構築などを予定している。



待合室の新設は、今年度は希望ヶ丘駅を予定している。



行先案内表示装置の設置は、今年度は平沼橋駅と西谷駅へ設置を予定している。



相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業では2018年11月に高架化、今年度は駅舎改良や周辺道路の整備を進める。



構造物の改修では万騎が原トンネルを実施し、コンクリート片の剥落を防止する。いずみ野線の高架橋の高欄(防護壁)の落下防止対策を実施し、安全性強化を図る。

(画像提供:相鉄グループ・相鉄ホールディングス)

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情報提供元: Ex-Train
記事名:「 相鉄グループ、2019年度鉄道設備投資計画を発表 相鉄・JR直通線用新型車両を5編成導入