JR西日本は、和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)に新型車両227系1000番台が3月16日から運転を開始した。

運転開始を記念して王寺駅において出発式典を開催した。

川井正JR西日本執行役員近畿統括本部大阪支社長、沿線の市町長、沿線の市町議など関係者によりテープカット、くす玉開披が行われた。



午後2時27分(14時27分)、臨時列車高田行き(9227M)が王寺駅を出発した。

広島地区に導入している227系近郊形直流車両を一部仕様変更して和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)に順次導入、現在の105系、117系全車両を2020年春に置き換えを完了する予定である。

車載型IC改札機を2020年春サービス開始を予定し、車内収受式ワンマン機器車載型IC改札機対応を設置した。

これまでの近畿エリアの車両のデザインを継承し、奈良と和歌山に共通する「文化」「歴史」「自然」を奥深さを表現した「緑」を採用、先頭車両同士の連結を考慮した先頭車間転落防止ホロを設置した。

導入は2両編成×28本の56両、近畿エリアへの227系の導入は初となる。

(取材協力:JR西日本、写真:伊原薫)



情報提供元: Ex-Train
記事名:「 JR西日本、新型車両227系1000番台が運転を開始 王寺駅で出発式典を開催