JR東日本は、首都圏と中央線主要駅を結ぶ特急列車「スーパーあずさ」で使用しているE351系の後継として中央線新型特急E353系を12月23日に営業運転開始する。

デビューを前に報道陣向けの試乗会を実施した。



甲府駅~松本駅を往復するコースを試乗した。





南アルプスと梓川のきよらかさ」シンプル、清涼、透明感を表現した普通車。









各座席にパソコンが置けるテーブルとコンセントを設置。



荷物置場を普通車の1・3・5・7・10・12号車に設置。





外観コンセプトは「伝統の継承、未来への躍動」。

南アルプスの雪色を表現した「アルパインホワイト」、あずさ伝統色を継承した「あずさバイオレット」、風を切って疾走して行くキャノピーの流線型を強調する塊感のある「ストリームブラック」、やや青みのあるメタリックグレーにより松本城の青みがかかった漆黒を表現した「キャッスルグレー」によりあずさのDNAを引き継ぎながら、日本の中央を駆け抜ける新時代のダイナミズムを表現している。









9号車に改良型ハンドル形電動車いす対応トイレを設置した大型トイレ。





9号車に設置した多目的室。



「機能性と高揚感、クラス感」モダンでシンプルだが上質、機能的な鮮やかさを表現したグリーン車。







荷物置場をグリーン車の9号車に設置。



空気ばね式車体傾斜方式を採用し、左右の揺れが少なく自然な乗り心地であり走行中の揺れを軽減する動揺防止制御装置を全車両に搭載することで乗り心地を向上した。

営業運転開始は下り列車「スーパーあずさ1号」上り列車「スーパーあずさ4号」からで3両編成3編成、9両編成3編成の36両を12月23日の時点で導入する。



情報提供元: Ex-Train