東武鉄道は、8月10日から東武鬼怒川線において蒸気機関車(SL「大樹」)復活運転に向けて準備を進めており、5月2日に下今市機関区の開設式を開催した。



開設式は、根津嘉澄東武鉄道取締役社長、関口真樹東武鉄道下今市機関区長、江連隆信栃木県県土整備部長、斎藤文夫日光市長、八木澤哲男日光市観光協会会長、細波勝也今市警察署署長、富久田民一日光市消防本部消防長、書道家・日光観光大使の涼風花さんの8名によりテープカットを行った。



式典会場で今市中学校吹奏楽部による演奏が行われた。





書道家の涼風花さんによる書道パフォーマンスを披露した。



日光・鬼怒川地区限定で着用する新制服を導入、お披露目となった。



かつて国鉄で使用していた長門市駅転車台をJR西日本から譲渡したものを設置。



SLの運転・点検・調整・保火業務等を行うため、SL運転に関わる乗務員とSL・DL車両等の状態確認・点検を行う検修員が所属する組織を開設した。



新制服は8月10日より着用開始、左よりSL機関士・機関助士夏用、SL機関士・機関助士冬用、駅・車掌関係冬用、駅・車掌関係夏用、下今市機関区検修関係冬用。



新制服のコンセプトは「昭和レトロ・ノシタルジー」。



SLの入換え作業を行い、客車と連結。



JR四国から譲り受けた14系客車は「鉄道産業文化遺産の保存・活用」を実現すべく。新製当時のデザインに極力近づけたリニューアルを行った。





式典後は地元幼稚園児が機関区を訪れた。





SL機関庫内も公開。





編成の最後部にはDE101099号機を連結する。



4月21日より運転を開始した新型特急車両500系「リバティ」と並んだ。



特急「日光詣スペーシア」号と並んだ。



営業運転開始は8月10日、下今市~鬼怒川温泉駅間を1日3往復、土休日を中心に2017年度は98日間運転予定。約200席を予定、各運転日の1か月前から9時から東武線各駅、東武トップツア―または主要旅行会社において座席指定券を発売する。




情報提供元: Ex-Train