京成電鉄、京成全線でデジタルATS「C-ATS」整備完了へ 12月10日より千原線で導入

京成電鉄は、千葉中央～ちはら台間を走る千原線に保安度の高いデジタルATS「C-ATS」を12月10日始発より導入する。これにより、京成線全線で整備が完了する。

デジタルATS「C-ATS」によって、それぞれの信号区間に合わせたより細かい速度精査（スピードチェック）が可能になり、信号区間内を連続的に制御をすることで、急曲線区間や分岐区間（ポイント）、線路終端部などでの速度制限にも対応する。駅誤通過時の踏切防護機能を有しており、従来のATSより保安度がさらに向上する。

京成電鉄では、2008年度より従来のATSをデジタルATSに順次更新をしており、千原線への導入で全線での整備が完了する。

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