JR東日本と東武鉄道は、JR新宿駅と東武日光駅、鬼怒川温泉駅を結ぶ特急列車の直通運転開始から3月18日で10周年を迎えたことを記念し、10時31分にJR新宿駅を出発する「スペーシアきぬがわ3号」の出発に合わせて、記念イベントを開催した。


北村壽秀JR東日本新宿駅長、加藤哲也東武鉄道東武日光駅長、日光観光大使で書道家の涼風花さんの3名が記念ボードを持って記念撮影を行った。



特別塗装列車「日光詣スペーシア」に日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社の社紋、寺紋をデザインした新エンブレムを掲出。新エンブレムの前で北村壽秀JR東日本新宿駅長と加藤哲也東武鉄道東武日光駅長が握手を交わした。



初お披露目をした新エンブレムの前で記念撮影に応じる、日光観光大使で書道家の涼風花さん。



10時31分にJR新宿駅を出発した「スペーシアきぬがわ3号」の車内では、日光観光大使で書道家の涼風花さんから記念ノベルティや日光ブランド認定お菓子の記念品が配布された。

JRと東武を結ぶ直通特急は、JR東北本線(宇都宮線)と東武日光線の駅が隣接している栗橋駅構内に専用線路を設けることにより相互乗り入れが可能となった。2006年の運転開始時には、良き競争相手としてこれまで別々に送客していた2社が手を組んだことから「競争から協調へ」と話題になった。

(車内取材撮影:三浦一幹)




情報提供元: Ex-Train