南海電気鉄道は、加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で加太線沿線の魅力を発信するプロジェクトを昨年11月が進めており、初の観光列車「めでたいでんしゃ」を4月29日から運転を開始すると発表した。




外装デザインは、「加太の鯛」をイメージしたうろこ柄をシンプルに表現している。







内装デザインは、優しさと温かみを感じる車内、さかなが車内を泳ぐイメージを表現した。

縁起物「加太の鯛」と「淡嶋神社の雛人形」をイメージした木彫りの飾りを車内のドア横に設置したほか、木の素材にできたさかな型のつり革を配した。車内をさかなが泳ぐイメージにしており、鯛の模様を散りばめた3種類のオリジナル柄の座席シートや、さかなを獲る網をイメージした模様のスクリーン(カーテン)、優しさと温かみを感じる木目調の床となっており、入口ではさかなが泳いで出迎える。

「めでたいでんしゃ」は、加太線ワンマン車両7100系2両1編成の内外装を装飾し、「加太の鯛」と「淡嶋神社の縁結び」をイメージした乗るだけでおめでたい気分になる「おめでたい」、ずっと乗っていたくなる「愛でたい」電車として和歌山市~加太駅で運転する。

(画像提供:南海電気鉄道)

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情報提供元: Ex-Train