- 週間ランキング
エクステリアは「BOLD&ADVANCE(大胆かつ先進的)」がコンセプト。シャープな眼差しのヘッドランプと一体感を持たせたフロントグリル、ホイールアーチやボディ下端をガーニッシュで覆うことで力強さを表現したロア周り、曲率の大きなテールゲートガラスのリアビューなどが主な特徴。
先代のイメージを漂わせつつ、より存在感が増した印象だ。フロントバンパーや後方まで延ばされたルーフ、リアコンビランプと一体形状のテールゲートスポイラーなどは空力を考慮したデザイン。フロアアンダーカバーなどと合わせCd値は約8%向上している。
ホイールは、先代では17インチと18インチが標準だったが、新型は17インチのみの設定だ。
ボディサイズは、全幅とホイールベースは先代と変わらないが、全長、全高はともに30㎜縮小。最低地上高も15㎜低い。これも空力特性に寄与し、同時に取り回し性も向上した。
ところが、室内長は先代比+225㎜、ラゲッジ容量は+65ℓを確保。ヘッドクリアランスはヒップポイントを下げることで先代と同等としているなど、パッケージングの高効率化を実現している。
インパネまわりは乗用車ライクで上質な出来映え。視認性に優れた自発光メーターは省エネ運転を色の変化で教えてくれるコーチング照明を備えている。リアシートは6:4分割式でラゲッジサイドにあるレバーを引くだけで座面が持ち上がり、背もたれが前に倒れるワンモーションフォールダウンシートだ。
センターコンソールにはA4サイズのバッグが収納出来るボックスを備えるなど収納関係も充実している。
パワートレーンはFFと4WDで異なっている。FFは2ℓのSOHC i‐VTECでミッションはCVT。4WDは2・4ℓのDOHC i‐VTECにパドルシフトによる操作が可能の5速ATを搭載した。
2ℓはクラストップの低燃費を達成。2・4ℓは先代よりもパワー、トルクともに高められ、燃費性能も引き上げられた。4WDシステムは新開発のリアルタイムAWD(インテリジェント・コントロール・システム)。VSA、ヒルスタートアシストは全車標準されている。
※記事の内容、価格、スペック等は2011年11月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]