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コイルスプリングの代わりに取り付けるエアバッグ内の空気がスプリングとなり、空気量をボタン操作で調整することで、車高を自由自在に変えられるエアサスペンション。
バンパーと路面との干渉を気にせず走りたい、低さを存分にアピールしたいなど、シーンによって異なる車高への要望を、指先ひとつで簡単に解決してくれる。
そもそも車高調整ができないダウンサスや、ショックアブソーバーに付いているネジを回して車高調整をする車高調キットに比べれば、格段に便利なサスペンションだ。
しかし、そんなエアサスも、便利がゆえに、もっとこうなったらいいのにと思ってしまうことがある。
それは、車高がいまどんな位置にあるのか、それを把握しにくいことだ。リモコンを使って車外から車高調整ができるハイスペックなモデルはあるものの、スタンダードなモデルは、基本車内のスイッチ操作によって車高を調整する。
その際、最大まで上げる、下げるといったシンプルな調整であれば問題ないが、ちょっと上げたい、いつものお気に入りの車高にしたいなど、細かな調整は各エアバッグの空気圧を付属のメーターで確認するか、その都度車内外への出入りを繰り返し、目視で合わせる必要があるのだ。
そもそもスイッチひとつで車高が変えられること自体、とても便利なのだが、便利になればなるほどその次を求めちゃうのも確か。
そこで、サスペンションのプロフェッショナルブランド、ボルドワールドがお薦めするのが、プレストレージシステムという拡張機能を持った追加パーツ。
各エアバッグの空気圧を記憶させることで、付属するコントローラーのボタン操作で自分が決めた車高に調整できる優れモノ。しかも任意の9パターン+ノンエアーの1パターン、合計10パターンも記憶できることで、シーンによった使い分けも十分に対応できる。
例えば、乗車人数が増えた時の車高の落ち込み、コンビニに入る時の段差超え、普段は使わない家族が運転する時用など、ちょっとした上げ下げを有線コントローラーで調整することで、安定した、かつ確実に思っている車高へと調整できるのだ。
このプレストレージシステムが付属するのは、ボルドワールドがラインアップするレボリューション、レボリューション40、アルティマ各シリーズのアドバンスバージョン。
ボルドワールドには、仕様によって、様々なシリーズがラインアップしているが、せっかく高価で憧れのエアサスを付けるのだから、頻繁に車高調整をするという人は、より便利で使いやすく、プレストレージシステムを含んだアドバンスバージョンを選ぶのがお薦めだ。また、すでにボルドワールドの電磁弁タイプのエアサスを付けている人は、オプションとして追加することも可能(7万8000円)。
【SPECIFICATION】
●適合:ミニバン・ワゴン・SUV・Kカーなど多数
レボリューション アドバンスバージョン ソフトダウン 47万円
レボリューション アドバンスバージョン スーパーダウン 50万円
レボリューション40 アドバンスバージョン スーパーダウン 52万円
アルティマ アドバンスバージョン 65万円
問:ボルドワールド 0868-74-1221
http://www.boldworld.co.jp
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_霜田奈緒]