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業界屈指の技術力を誇るエアロコンストラクターとして、とくにKカーや箱バン界でその名を知られるESB。オートメッセに出展したのは、200系ハイエースの、意外や意外な3型だ。そもそも同社でワイド用エアロそのものが初だが、4型に移行して久しく、フルチェン、もしくは5型!? という声もチラホラ聞こえてきているこの時期にあえて3型を開発したのは、国内ユーザーの巻き替え需要以前に、海外市場を睨んでのことという。アジア圏など、海の向こうでは3型は依然人気が強く、まだまだ成長が見込めるというのだ。単純に装着してもおもしろみに欠けるとして、デモカーは新作のフロントスポイラーやスーパーロング用のサイドステップ、ハイルーフ用のウイング、フェンダーなど、エアロ類をすべて、リアルに穴を開けてビス止めに。トレンドとなっているアゲを、トーションバーの調整やリーフシャックル等でなく、大胆にボディリフトで6インチもアップさせるなど、元々ボディの大きいワイドをさらに大きく見せている。ちなみに、ワイド用エアロ第2弾として、4型用も検討中とのことだ。
問:ESB 072-369-7080
http://www.esb-style.com
[Photos by GANZ Text by 杉山雄二]