上げるための足とガード類


新たな開発パーツに要注目


走りを極めるGTカープロデュースの足まわり&チューニングパーツ。そのコンセプトはリフトアップでも同じこと。実用的な走行性能をベースに、ラリー車風のアゲスタイルを作る。そんないいとこ取りのパーツが揃っている。



軽トラの走りを変えるGTカープロデュースのアイテム達。ローダウンを想定したパーツの場合、射程はストリートからサーキット走行まで。では、リフトアップはどうなのか? 代表の高原さん曰く「アゲであっても土台となるのは実用性です」。例えば、仕事の現場でも農道でも、趣味で行く林道でも砂浜でも、軽トラ本来の走破性は損なわない。その上で、リフトアップでカッコよく、というのが基本姿勢というわけ。最新アイテムのリフトアップキットももちろん、迫力あるスタイルと同時に走行性能も両立してくれる。「ラリーのように未舗装路を気持ちよく走るなら、個人的な意見では2・2インチアップが限界と考えています。ただ、純正ショックを使うブロックタイプはかなり柔らかい印象の乗り味なため今回はリアスタビライザーも用意しました。また今後は2・2インチアップの車高調キットも発売を予定しています」。さらに注目の新たな動きが、今回は試作品となったバンパーガード。元々某メーカー系ワークスでラリー車の設計を行っていた高原さんだけに、実用性や機能性はバッチリ。今後はメンバーガードやデフガードなども計画中とのこと。走れる上にカッコいい、そんな軽トラを目指すなら見逃せない。





バンパーの先端に取り付けるバンパーガード。ブッシュでバンパーが傷つくのを防ぐ実用性重視のデザイン。]


●価格

フロントバンパーアンダーバー2万9980円(税別)

ピラーロールバー 1万7980円(税別)

リアスタビライザー

16キャリイ用:4万4980円(税別)

ハイゼット用:4万9980円(税別)

●適合

500ハイゼット、16キャリイ




走行の安定性を向上させるリアスタビライザー。フロントと同時に装着すれば、乗り味の変化に驚くはずだ。



ボディ剛性の弱い軽トラは補強パーツが効果テキメン。車内に付けるピラーロールバーはスチール製で強度十分。



フロントは車体を持ち上げるカラーとサスペンション用の支柱とでリフトアップを行う。



サイドは車体腹下にカラーのみ使用。これをメンバーと車体の間に噛ませて上げる。

 リアリーフはブロックを噛ませて車軸から車体を持ち上げる。原理は難しくはないのだ。


2.2インチリフトアップキット



●価格:7万9980円(税別)※500ハイゼット用は価格未定

●リフトアップ量:前後50㎜アップ ●適合:500ハイゼット、16キャリイ


サスペンション用のステー、カラー、ブロックを使って車高を上げる2.2インチリフトアップキット。ショックや板バネは純正を使用し、リーズナブルで手軽に5センチ以上を上げることができる。なお、一番のこだわりはカラー類。ブルーアルマイトを採用し、チラリと見えるオシャレを演出。


問:GTカープロデュース ☎ 0538-37-6677 http://www.gt-produce.com




(Vol.23 Kトラパーツブック 2019)


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情報提供元: ドレナビ
記事名:「 前後50㎜アップ! キーワードは「実用性」と「ラリー車風」アゲでも走れる軽トラック|GT CAR PRODUCE|ダイハツ・ハイゼット、スズキ・キャリイ