早ければ今年の12月から!

スタッドレスタイヤでも通れない規制が始まる!?





11月15日、国土交通省は、大雪時の道路交通の確保のためにいわゆるチェーン規制を実施すべきだという方針を示しました。

従来チェーン規制というと、スタッドレスタイヤなど冬用タイヤを履いていれば通行可能とされていたんですが、この方針によれば、スタッドレスタイヤを履いていても、チェーンを付けていないと通れないということになるのです。ただ、想定されているのは、大雪時にクルマが立ち往生することによって道路交通が麻痺するような場所ということなので、勾配のきつい坂道や豪雪地域というが中心になるのかと思います。新たにチェーン規制を示す標識が作られるそうなので、チェーンを装着していないと通れない道、冬タイヤであれば通れる道ということが明確になっていくのだと思います。そしてこの方針に向けて、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府令・建設省令第3号)」の改正が行われますが、早ければ今年の2018年の12月上旬、つまりは今年の冬から対象となる道が出てくるということなのです。


え?今年の冬から? そこで皆さん。チェーンって持ってますか? スキーやスノーボードをする人でも今どきはスタッドレスタイヤに履き替えるのがスタンダードなので、チェーンまでは持ってないよという人も多いと思います。今年の冬に、以前立ち往生などが起こっているような場所に行かれる方はぜひチェックです。そんなある意味ナイスなタイミングで、簡単装着ができるチェーンがカーメイトから発売されました。


BIATHLON SELFIT

バイアスロン セルフィット




バイアスロン セルフィットはカーメイトが今年11月から発売を開始した、タイヤに自動でフィットする「セルフフィット機構」を備えた新しいチェーン。タイヤの上からチェーンを被せて、「セルフフィットリール」のワイヤーを巻き取り状態にセット。クルマをタイヤ半回転移動させてワイヤーを引っ張ればたるんだ分を巻き尺のように自動的に巻き取ってくれるため、簡単にフィットする。従来のチェーンの場合、タイヤとチェーンとの固定は力が必要な物が多かったが、そもそも雪が降っている中、手作業でチェーンを固定する作業はかなり大変。セルフィットはそのネックを低減したアイテムだ。



チェーンの素材は寒さに強い高性能TPU(ポリウレタンエラストマー)を採用。平坦路を時速50キロで通常走行した場合、雪路、非雪路を問わず約1000キロの耐久性を実現。接地面のすき間面積を縮小することで、走行振動を抑え、従来モデルよりも乗り心地を向上させた。サイズは13インチから18インチまで。


年に一度の取付でも悩まない、シンプルな装着手順



まずはセルフフィットリールからワイヤーを引き出し、チェーンにすき間を作り、タイヤの上から被せる。



被せ終わったら、この時点でたるんでいるワイヤーはリール内に巻き取る。



クルマを半回転移動させた後、ワイヤーを再度引っ張れば、たるんだ分だけ巻き取られタイヤにフィットする。


SPECIFICATION

価格:オープン

サイズ:13〜18インチ

内容物:本体(左右)、ハードケース、滑り止め付グローブ、防水性取扱説明書

パッケージサイズ:W178×D540×H450(mm)

認定:JASAA(一般財団法人日本自動車交通安全用品協会)認定品


[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 今年の冬はチェーンがないと走れない? 装着簡単のタイヤチェーンがカーメイトから登場|バイアスロン セルフィット