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ドレスアップパーツも出揃い、いよいよ本格的にカスタムをスタート!! そんな人も多いと思う後期アルヴェル。
エアロやマフラー、ライティングパーツなど、攻略すべきポイントは色々あるが、重要なのはやっぱり足元!
一般的には3インチアップが最適という話もあるが、アルヴェルにベストなサイズは?
リアルホイールマッチングで検証します!!
前期と後期、基本的に大きく変わっていないアルヴェルの足まわり。タイヤ&ホイールの推奨マッチングサイズもほぼ同一。
そんなデータも踏まえ、アルヴェル(前期含む)のインチアップサイズの装着率を調査すると、20インチが圧倒的なシェアを占めていた。
が、ここ最近急速に装着率が伸びているのが21インチ。
20インチであればホイール&タイヤともに商品が充実しているうえ、乗り心地や静粛性に特化したタイヤも数多く揃う。
一方で21インチは選択肢が少ない上、金額的にも少々割高だった感が否めなかった。
しかしホイール/タイヤともにラインアップが一気に増加。そうなれば当然金額的にも手が届きやすいモデルも増えてくる。
では実際に装着してみるとどうなのか? 今回、純正、さらには22インチも用意し、いまアルヴェルで考えられるインチアップを実際に装着し比較検証してみた。
足元の迫力やトータルバランスなど、サイズによって印象は当然変わってくる。そんな中で今後さらなる市場拡大が予想されそうなのが21インチ。ホイールメーカーからも、アルヴェル向けの21インチ拡大を予定しているとの噂が後を絶たない。やはり本命は21インチ!?
WHEEL (16×6.5+45)
TIRE (215/65-16)
アルヴェルの純正ホイールサイズはベースグレードとなるXで16インチ。上級グレードであれば17/18インチとなるが、それでもLクラスボディとのバランスを考えると迫力不足は否めない。またローダウンすることでタイヤ&ホイールがボディ内側へ引っ込んでしまうのがより目立ってしまう。
まずはインチアップで足元のバランスを整えることが重要だということがよくわかる。
WHEEL レイズ・ホムラ2×9(20×9.0+38) ※スペーサー5mm使用
TIRE ブリヂストン・ポテンザS001(245/35-20)
足元の迫力が飛躍的に高まった20インチ。
大きな違いはタイヤの厚みが一気に薄くなったことでホイールの存在感がより強調されたこと。
今回装着したホムラ2×9はY字の各スポークがリムエンドまで伸びる1ピースモデル。さらにディスク中央のコンケイブ感が強調されるフェイス2をマッチングさせた。リムオーバーかつディープコンケイブによって20インチ以上の迫力をアピール。
WHEEL レイズ・ホムラ2×9(21×9.0+38)※スペーサー5mm使用
TIRE ヨコハマ・アドバンスポーツ(255/30-21)
20インチから1インチアップだが、その1インチアップで得られる効果は一目瞭然。
タイヤが35偏平から30偏平に変わったことで、タイヤの厚みが薄くなり、フェンダーとホイールまでの距離感が短縮。ボディとの一体感が高まった印象だ。
Lクラスボディのアルヴェルであれば、21インチはバランス的にも◎。ディープコンケイブモデルのフェイス2で足元の奥行き感も一層高まる。
WHEEL エムズスピード・ジュリア555モノブロック(22×9.0+38)
TIRE ファルケン・アゼニスFK453(255/30-22)
今回は22インチによるホイールマッチングも実施。ホイールの存在感、アピール度はやはり圧倒的。
装着したのはリムオーバーデザインとなるジュリア555モノブロックで、22インチの迫力をストレートに表現できる。
ただしホイールのラインアップ的に20インチと比べて少なく選択肢が限られてしまうのと、タイヤ外径が大きく車高が上がってしまう場合があるのが難点。
でかさで勝負したい!! そんな時は22インチを!!
ホイールを大きくする=インチアップにとって重要なのがタイヤ外径。インチアップの際、純正のタイヤ外径を極力変えずにホイールを大きくすることで、タイヤのサイドウォールが薄くなり、足元の迫力を高めることができる。
このタイヤ外径が変わってしまうとスピードメーターに誤差がでたり、車検に通らない場合がある。
以前はタイヤ外径が最適な21インチが少なかったが、ここ数年、一気にラインアップが増えたことも、21インチが急増した理由のひとつでもある。
タイヤ外径とは、タイヤの直径(外側の端から端まで)のサイズを表したもの。②の偏平率はタイヤ幅に対するの高さの比率で、この数値が小さいほどタイヤの厚みが薄くなる。またタイヤ1本が耐えられる重さを表すロードインデックス数値もインチアップに重要。
流行に左右されない普遍的なメッシュデザインが美しい、ホムラ2×9。ディスク表面がフラットなフェイスと1と、中央が大胆に窪むディープコンケイブのフェイス2を設定。
SPEC
問:レイズユーザーダイヤル
tel.06-6787-0019
URL:http://www.rayswheels.co.jp
フォージドモデル555のデザインを継承したモノブロックモデル。音叉をイメージした斬新な5本スポークが優雅で気品漂う足元を作り出す。
SPEC
問:エムズスピード
tel.06-6745-0200
URL:https://www.mzspeed.co.jp
サイズラインアップが特に充実しているいま注目のゼスティノタイヤ。モータースポーツで培った走行性能も非常に高い。
SPEC
問:ゼスティノタイヤ・ジャパン
tel.0563-53-5650
URL:http://zestino.jp
新世代フラッグシップタイヤとして誕生したFK510。従来の21インチと比較し、静粛性&乗り心地ともに大幅に向上。
SPEC
問:ファルケンタイヤお客様相談室
tel.0120-39-2788
URL:https://www.falken.co.jp
プレミアムパフォーマンスタイヤとして、ドライ&ウェット性能も非常に高い。ワンランク上の走りも味わえる。
SPEC
問:ブリヂストンお客様相談室
tel.0120-39-2936
URL:https://tire.bridgestone.co.jp
高いグリップ性能とコーナリング性能を兼ね備える。コストパフォーマンスにも優れたインチアップタイヤ。
SPEC
問:ニットージャパン 電話:03-6891-0030 URL:http://www.nittotire.co.jp
操縦安定の高さなど、タイヤに求められる性能を確保しつつ高コスパを実現。非対称パターンのルックスも二重丸
問:フジ・コーポレーション
tel.022-348-3333
URL:https://www.fujicorporation.com
ヨーロッパでも高い評価を得ているスポーツタイヤ。新開発の「ラウンド・プロファイル」により高速安定性が大きく向上。
問:橫浜ゴム タイヤお客様相談室
tel.0120-667-520
URL:https://www.y-yokohama.com
[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]