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世界を股にかけワールドワイドに活躍、東京オートサロンでは最優秀賞受賞の常連でもあるクールのエアロスタイル。ハーフタイプの「SS」、バンパータイプの「GT」に続く、ヴェルファイア後期用クールプレミアム第2弾から登場のフラップタイプエアロがこの「RS」シリーズだ。
エントリーしやすいだけじゃなく、より低い姿勢で走れる、しかもさりげなくスポーツを薫らせることが可能と今まさに旬なフラップタイプのこのエアロ。
薄型ながらも立体感にこだわったクールらしさに溢れたデザインがその特徴で、フロント両端のカナードの立体的な立ち上がり、純正バンパー比18mmダウンに抑えつつも純正ラインを忠実にトレースするのではなく前方向へと張り出し感も演出する形状。天面とその薄いサイド部を塗り分けることで装着感も存分にアピールする。
インパクトも備えたレーシングデザインは見る者を虜にするだけでなく、一般的なFRP製エアロの1.5倍の強度・厚みを誇るレギュラータイプのRGに、レギュラータイプの2倍の強度を持つハイグレードタイプのHGという強度の違う2タイプからセレクトが可能という、強度までも味方につけた機能性にも長けたエアロなのだ。
上から見ると明らかに純正とは別ラインをトレースすることで、その薄さとは対極にフラップによる造形美を余すことなく表現する。
純正下部に吊り下げ装着する後方へ反り上がるリアのフローティングディフューザーや2段デザインのサイドディフューザーがレーシー。
サイドで薄さを表現し天面との塗り分けで立体的な造形をアピール。
純正比40mm以上の低ノーズ&ロングノーズ化したボンネット。レーダークルーズ対応のフロントグリルは最大10cmの奥行きも確保。
マフラーレスデザインで、後方へとソリあげたフローティング形状のリアディフューザー。フラップの張り出しもワイドでクールらしさ全開。
クールのアイデンティティのひとつでもあるスワンネックGTウイング。GT系のインパクトを最大限に高めてくれるレーシーなアイテム。
フラップ形状は純正とは別ラインで構成し存在感を高める。空力をイメージさせる2段デザインで薄型ながら立体的なフィニッシュ。
純正の大開口ダクト部をL字型に覆う形状のフロントコーナーカバー。強すぎる純正のメッキ感を抑えられるサイドアイテム。
スポーク途中からの急激な落差でコンケイブを表現するKCV-03。シンプルにレーシングムードを感じさせる王道の5スポーク。
Specification
※ 価格はRGタイプ
※( )内は塗装済み価格。塗り分け2トーン塗装は、1ピースにつき1万5750円UP
今回は先行デビューで完成したばかりの30後期ヴェルファイアを紹介したが、アルファード派に待望の「RS」ブランドのフラップタイプエアロも近日登場する。
ボトムを彩るフラップエアロは今回紹介のヴェルファイア同様だが、フロントディフューザーはアルファードフェイス用に独自デザイン。その登場が待ち遠しい!
(スタイルワゴン 2018年7月号)