- 週間ランキング
メッキを多用した後期純正にあわせ、先端部を専用ガーニッシュで加飾する
先代20系から、アルヴェルカスタムといえばまずはココと、候補の1つとしてその名を挙げるユーザーが多い実力派、アドミレイション。
30系へ移行後もブランド力に揺るぎはなく、ディーラーで買えるモデリスタ系エアロプログラムの一角として、アフターパーツ業界で唯一オプション採用されるなど、知名度や実績、さらに品質に対する信頼は、カスタムをカジッたことのある者であれば誰もが知るところだ。
そんなアドミレイションが、先のモデリスタ仕様とは別クチとなる、ブランドが主体となって提案する後期用オリジナルエアロを発表。それがスタイルワゴン7月号で表紙を飾ったこのデポルテ。
ご存じの通り、同社は目指す方向性にあわせて、複数のシリーズを同時展開するマルチブランド。デポルテはそのうち、純正エアログレードだけをフォーカスした、同社内でもっとも安定して支持されているシリーズだ。
前期用もデポルテから始まった経緯があるが、カスタムを好むユーザーにとってエアログレードはいつの時代も特別であり、事実車両も売れている。そこから始めるのは、業界を牽引するブランドとして当然といえば当然といえる。
そんな新作だが、後期専用として新開発したのはフロントハーフとリアゲートの2点のみ。サイドやリア、そのほかは、いまなお好評に推移している前期用と共用。リアスポイラーはデザインの違う2種類用意と、設定自体も継承された。
もっとも気になるフロントハーフでは、前期用デザインをそのまま踏襲せず、後期には後期にあったスタイルをという明確な信念の元、デザインを最新バージョンへと進化させた。後期の大きな特徴の1つである多用されたメッキパーツにあわせ、新作ではリップ先端を別体のメッキガーニッシュでアレンジ。例えばヴェル用では、ダンベルデザインと称される純正メッキラインのつながりを極力活かしつつ、ハーフらしさを追究。被せる範囲、アールの付き具合を精査するなど、エアロとしての個を大切にしつつ、純正とのマッチングをこれまで以上に重視している。
メッキ感が上がった後期フェイスに連動させるべく、リップにメッキガーニッシュを組み合わせた2ピース仕様のフロントハーフ。
デモカーが装着中の被せ式グリルガーニッシュ、同ライセンスベースカバー、同ロアグリルメッキガーニッシュの3点は、新車ディーラーで買えるモデリスタセレクションで設定されている同社オリジナル。
ボンスポは前期共用だ。
バックドア中央に貼り付けるリアゲートスポイラーは、前期用でも好評を博す人気パーツ。後期にあわせリデザインした。
ウイングは、30系では珍しい純正交換型だ。左右にある純正メッキガーニッシュを移植する構造。
4本出しマフラー対応のリアスポは2種類あり、写真はV2。中央の長尺LEDローマウントは別売りだ。
前後エアロとのボディラインを整えるサイドは、過度な加飾を排除したシンプルイズベストな仕様。
シャイニングシルバー
ダブルピアスが話題のライエン新モデルは、ヒネリ入りの躍動系モデル。意匠性の高い、スポークの波状模様が特徴。
アルファード用フロントスポイラーも、別体メッキガーニッシュ付き。キャラクターラインを使い分け、面とラインをしっかりと表現。よりシャープ、かつワイドに見えるよう配慮している。
ボディ同色の単色だけでなく、ご覧の塗り分け塗装済みもあり。フロントのアクセントとなるボンスポと併せぜひ。
落ち着きのあるアダルティな仕上げとしたV1モデルは、あえてのLEDレスだ。前期でも好評を博す。
バックドアのアクセントとなるゲートスポイラーは、僅かな張り出しながら、あるとないでは雲泥。
エアロ形状の純正ドアパネルとの連動性を意識しつつ、スムーシーなラインでまとめあげたサイド。
ご覧のチタンを含め、出口の仕様を3タイプから選べるマフラーは、30アルヴェル全排気量網羅。
ブラックスクリットマシニング
C010のイチオシ、ブラックスクリットマシニングは、鋳造後に一部を削り落とした硬質感極まるハイエンドカラーだ。
Specification(アルヴェル共通)
(スタイルワゴン)