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キャリパーカバー自体はドレスアップパーツであり、キャリパーカバーそのものをチェックするような車検の項目は当然存在しない。
なので、装着することで車検がNGということではないが、実際の車検時にチェックされる項目で考えてみると以下のような注意点があげられる。
・ホイールなどと干渉していない
・ブレーキの性能に影響が出ない
・装着状態が確実(ガタツキが生じていたり、走行中の脱落の危険がない)
ホイールなどの可動部品と干渉しないというのは当然のことでもあるが、装着した状態で走行すると音がなったり、わずかな擦れがあるような場合でも
それが脱落につながる危険もある。
まずは走行に問題のない状態で装着されている状態であることは当然だ。
ブレーキキャリパーに装着することで、キャリパーの動きに影響が出たり、ブレーキホースを傷つけたり、無理な負荷がかかる
といった状態にならないこと。
装着することによってブレーキ性能が低下したり、車検にパスしないレベルになるようであればNGだ。
キャリパーカバー自体はドレスアップパーツであると考えると、ある意味アエロパーツと同様に考えることができる。
きちんと装着されていない、走行中に脱落の危険があるようなエアロパーツの装着であれば指摘を受けるのと同じく、キャリパーカバーも同様に指摘を
受ける可能性がある。
キャリパーカバーは車種によって適合があるので、適合にあった製品を選び、きちんと装着することで指摘を受ける可能性は低くなる。
実例を踏まえての判断であれば、私の周りにキャリパーカバーでNGとなった例はないが、きちんと装着していても指摘を受ける可能性はゼロではない。
キャリパーカバーを装着時の車検対策として注意点をあげてきたが、最初にも書いたようにキャリパーカバー自体を問うものがないため、試験官判断でNGとされる可能性もゼロではない。
また、民間の車検場やディーラーによっての見解が分かれる場合もあるので、確認しておくと安心だ。