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いかにもメカメカしい見た目もあって「エンジンルームって、DIYのハードルが高い」と思っている人は意外と多い。しかし、そんなことは全然なくて、エアクリーナーは簡単に交換できるパーツのひとつ。「実際、8割くらいの方が自分で取り付けています」とZERO-1000・田中さん。というのも、極力簡単に交換できるように設計されている上に、キットには写真付きの交換手順が掲載された取説が同梱されているから。「Kカーの一部で干渉部分の加工が必要な場合がありますが、ほとんどの車種は純正と交換するだけです。ぜひ自分で交換して、パワーチャンバーのルックスとサウンドを楽しんでみて下さい!」。
鏡面仕上げのパイピングとカーボン製チャンバー、そして赤いむき出しタイプのフィルターがスポーティな印象をアップ。ZERO-1000のキットはメンテナンス性も考慮して開発。
■価格:ヴェゼル用 3万7800円
純正コンピューターの制御できる範囲内で吸入効率を高め、レスポンス&フィーリングを高めてくれるインテークシステム。フィルターとブローバイホースは、スーパーレッドとライトブルーから選べる。
無事に作業が終われば、写真の純正クリーナーボックス一式が手元に残る。純正に戻すときに必要なので、箱などに入れて保管しておこう。
使った道具は、8㎜/10㎜のメガネレンチとソケットレンチとエクステンション、プラスドライバー、カッター、プライヤー。基本的な工具があれば作業できるぞ。
作業前にバッテリーのマイナス端子をはずしておく。
純正クリーナーボックスに取り付けられているエアフロセンサーのカプラーをはずす。
クリップをはずし、クリーナーボックスを開け、中にあるエアフィルターを取りはずす。
パイピングの途中に差し込まれている、ブローバイの配管を抜く。
クリーナーボックスを固定している奥のボルトをはずし、手前のホースバンドをゆるめる。
これで純正のクリーナーボックスがパイピングごと取りはずすことができる。
パイプエンドキャップ
ストレートニップル
レゾネーター用プラグキャップ
ジョイントホース
取り付けステー
付属のキャップを使って、ブローバイの配管とレゾネーターのフタにキャップをする。同時にパワーチャンバー取り付け用のホース、ニップル、ステーを装着しておく。
純正クリーナーボックスに取り付けられているエアフロセンサーを取りはずす。
パワーチャンバーの該当部に先ほどはずしたエアフロセンサーを取り付ける。
キットに同梱されているエアフィルターをパワーチャンバーの本体に装着する。
パワーチャンバーを車両に装着。手前のパイピングを先ほど取り付けたホースに差し込む。
先ほど取り付けておいたステーの位置を調整し、エアフィルターを固定。付属のホースバンドでステーとフィルターを共締めする。
最初の方に抜いておいたエアフロセンサーのカプラーをパワーチャンバーに接続する。
ブローバイ用のホースをコネクター&パワーチャンバーに差し込む。長い場合はハサミなどでカットしよう。これで取り付けは完了だ。