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デリバリーが始まったばかりで、まだまだ実車が行き渡っていない2月の頭に、業界最速で後期アルファードをカスタムした鹿児島のプロショップ、スタイルコラボレーション。カスタムの第一歩はなんといっても車高でしょ! と、即エアサスを投入。その一報を聞き、有無を言わさず撮ってきたのがこの後期だ。
ご存じの通り、ダンパーこそ変わったものの、足まわりの構造そのほかは全部前期のままである後期。そのため、イデアルのエアサスも難なくセットできたほか、同時にカスタムした20インチへのインチアップやブレーキチューンもトラブルフリーですんなりOKだったとか。
30のブレーキといえば、リアの電子パーキングがアキレス腱とされてきたけれど、以前本誌でも速報した通り、イデアルは業界に先駆けてそれ対応の交換キャリパーを開発したブランド。後期に対してもその新ブレーキは有効で、スポークの影で存在を鼓舞するビッグキャリパー&ローターは、王者アル&ヴェルに相応しい自信を与えてくれる。
今回は単に下げるだけが目的でなく、下げて、走れるが狙いとスタイルコラボレーションの安楽さん。そのためローダウンに伴い負担がかかるアーム類への補正を行うなど、あるべき快適性を維持することも配慮したそうだ。
デモカーは常時ショップにあるとのこと。気になる人はぜひお店へ行ってみよう。
380mmのドリルドローターに、8ポットキャリパーを組み合わせた前ブレーキ。
ホイールはキャリパーをかわすギリギリのサイズを選んだという。
ローダウンに伴い変わってしまうドライブシャフトの角度(バンザイ状態)を、ブロックを噛まして水平に下げて補正している。
ドラシャ同様、適正値がずれてしまい本来の反発力が発揮しきれなくなるスタビを、専用アダプターで補正。
フロント同様際どいセッティングを行ったリアは、アルミサイズだけでは干渉をかわせず、ハブボルトを打ち替え、8㎜のスペーサーを追加。
ダンパーストロークを犠牲にせず更に低く落とす、セダン界でいうSSキットのようなパーツを純正アームに追加し50mmダウン。
ボディ干渉を避けるためだけでなく、見た目のバランスを考慮してアッパーアームを2〜3度の固定式タイプに換装している。
今回安楽さんが選んだスーパーマキシムダウンは、4独電磁弁式でリモコン操作も可能。低い状態でもしっかり走れる機能性、乗り心地を気に入って投入。
瞬時に上げて、瞬時に下げられるパフォーマンス性の高さは、やはりエアサス。安楽さんによれば、装着モデルは120〜130mmは優に落ちるとのこと。全長調整式のため、リムが軽く被っている、チョイ上げの状態であれば普通に走れるという。
「イデアルは高い品質と価格、充実したサポートが受けられるオススメブランド。いきなりエアサス、ブレーキとハードルが高いように思えるかもしれませんが、価格を越えるパフォーマンスは絶対得られます!」とスタイルコラボレーションの安楽代表
問:スタイルコラボレーション 電話:099-801-2345 URL:https://ja-jp.facebook.comstylecollaboration/