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クールジャパンが初のミニバン向けエアロパーツとして30系前期ヴェルファイアをデビューさせたときのことを覚えているだろうか? 2015年のことだが、エアロのデザインはもとより、常識を覆すような低くてキャンバーの効いたスタイルで衝撃的だった。
そしていま、後期モデルが登場するやいなや、いち早く“あのスタイル”をみせつけてくれた。今回サスペンションに装着されているのはエアフォースのエアサスで、エアバッグとショックの全長調整による自在なローダウン量に加えて、メモリー機能つきリモコンの利便性が採用の決め手となったという。ただし公式には前期用のエアサスで、前期と後期で足まわりの構造が変わっていなかったおかげで装着ができたとのこと。
そして、ホイールのセッティグだが、今回はオリジナルホイール「ヴェルズホイールズ」のKCV02の21インチをセット。前後とも驚愕の10・5Jという極太サイズを見事にインストールできたのは、なんといってもキャンバー調整にある。フロントはキャンバー調整式のアッパーマウントとキャンバーボルトで約5度、リアは調整式のアッパーアームを使用して約12度としている。
まだエアロパーツは装着されてはいないが、早くもクールジャパンらしいヴェルファイアのスタイルをまざまざと感じさせてくれている。
リアガーニッシュ中央のトヨタエンブレムは前期と同サイズ。 クールオリジナルに換装。
調整式ピロアッパーマウントとキャンバーボルトを使用し、約5度にセッティングされたフロント足まわり。
KCV02の21インチをスマートに履きこなす。
純正よりも直径が細いキャンバーボルトはジェーライン製。耐久性に優れた人気のアイテムだ。
キャンバー調整機能を搭載するピロアッパーマウント。エアフォースではオプション設定となる。
前期と同じダブルウィッシュボーン構造となるリアサスペンション。ローダウンすることで自然にキャンバーが付く。
インセット-15の超ディープリムを履く。フェンダー内側のツメはカット済み。
Tディメンドの調整式リアアッパーアーム。専用バックルでアーム長を変えられるので、キャンバー角度の調整ができる。デモカーは12度に設定した。
「構造的に違うトコロは何もありません。取り付け位置、ボルトの形状もほぼ一緒だと思います。エアサスや車高調は、装着確認が済めばサスペンションメーカーからも続々と商品リリースがスタートされると思います」とクールジャパンの片岡代表。
エアサスの車高可動範囲はフロントが約105mm、リアが約75mm。MAX UP状態の時、路面からフェンダーまでの高さがフロント=735mm、リア=702mm、車高を全上げしていれば、日常走行に支障はほとんどないはずだ。
予算別に様々なシステムをラインアップするエアフォースジャパン。
スーパーパフォーマンスキットにはワイヤレスリモコンが採用され、車高を記憶する4つのメモリー機能なども装備される。
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blockquote>問:エアフォースジャパン 電話:0467-50-2000 URL:http://www.airforce-sus.jp