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夢のリフトアップ車高調にチューモク!
ブリッツを代表するヒットパーツ、車高調キット〝ダンパーZZ -R〞。
電子制御によって車内から減衰力調整を可能にした、スペックDSCプラスも新たに追加されるなど、常に進化を続けている。
そんなブリッツが、積極的に開発に取り組んでいるのがSUV。
しかもローダウンではなく、リフトアップ=アゲ専用の車高調キット。
64ジムニーからスタートし、開発車両が徐々に増え、この夏、一気にラインアップが拡大する。
ダンパーZZ -Rの名を冠する車高調キットだが、ローダウンとリフトアップでは中身は別物。
車高をアゲることで重心が高くなってしまうため、ローダウンと同じ仕様では走行時の安定感や乗り心地が大きく変化してしまう。
そのためスプリングとダンパーを、リフトアップ専用に最適化。
それでいてダンパーZZ-Rの旨味である、全長調整式や32段階の減衰力調整機能はそのまま引き継いでいる。
車高はもちろん、自分好みの乗り味に、きめ細かくセッティングすることができる。
すでに発売中のジムニーやハスラーに加え、間もなくランクルプラド用が発売開始。
さらにはヤリスクロスやライズといった、いま人気のコンパクトSUVがスタンバイ中。
アゲ系カスタム、ますます注目度が高まりそうだ。
TOYOTA
ヤリスクロス
リアスプリングに樽型形状の専用スプリングを採用。高速走行で不安定にならないよう、ダウンとは異なるアップ専用のスプリングレートでセッティングされる。
【PARTS SPECIFICATION】
<DAMPER ZZ-R LIFT UP Model>
車高(純正比) Ⓕ+22、Ⓡ+22
調整幅 Ⓕ0~+40、Ⓡ+5~+35
適合 MXPJ15(4WD)
DSC PLUS 対応
発売時期 7月下旬予定
<WHEEL&TIRE>
ホイール エンケイ・PF09(17×4.0+45)
タイヤ ダンロップ・GRANDTREK AT5(215/60)
SUZUKI
ハスラー
丸目ヘッドライトがオシャレなハスラー。フロント専用のスタビリンクを付属することで、走行時の不安定感を解消。DSCプラスに対応するのも嬉しい。
【PARTS SPECIFICATION】
<DAMPER ZZ-R LIFT UP Model>
車高(純正比) Ⓕ+26、Ⓡ+18
調整幅 Ⓕ0~+35、Ⓡ+10~+40
適合 MR52S(4WD)
DSC PLUS 対応
発売時期 発売中
<WHEEL&TIRE>
ホイール エンケイ・ALL ONE(15×5.0+45)
タイヤ MUDSTAR・RADIAL A/T(175/65)
TOYOTA
ランドクルーザープラド
オフはもちろん、街中でも違和感のないスタイルにきまるプラド。リフトアップによる車体の姿勢変化を調整する、ヘッドライトレベライザーキット付属。
【PARTS SPECIFICATION】
<DAMPER ZZ-R LIFT UP Model>
車高(純正比) Ⓕ+48、Ⓡ+37
調整幅 Ⓕ+15~+50、Ⓡ+15~+60
適合 TRJ150W(2.7Lガソリン)
DSC PLUS 非対応
発売時期 5月下旬予定
<WHEEL&TIRE>
ホイール エンケイ・RPT1(17×8.5+20)
タイヤ ファルケン・ワイルドピークM/T(285/70)
SUZUKI
エブリイワゴン
軽キャンパーから絶大な人気を得ているエブリイワゴン。今夏発売に向けて開発最終段階。走行時のフラつきを抑えるために最適化されたスプリングを開発。
【PARTS SPECIFICATION】
<DAMPER ZZ-R LIFT UP Model>
車高(純正比) Ⓕ+23、Ⓡ+13
調整幅 Ⓕ0~+23、Ⓡ+2~+27
※調整幅は開発中の数値
適合 DA17W(4WD)
DSC PLUS 非対応
発売時期 夏頃
<WHEEL&TIRE>
ホイール エンケイ・92(15×5.0+45)
タイヤ MUDSTAR・RADIAL A/T(165/50)
TOYOTA
ライズ
フロント30mmのリフトアップで逞しい印象にスタイルアップしたライズ。街乗りが似合うSUVだが、ローダウンだけでなくアゲ系カスタムもカッコイイ。
【PARTS SPECIFICATION】
<DAMPER ZZ-R LIFT UP Model>
車高(純正比) Ⓕ+32、Ⓡ+25
調整幅 Ⓕ0~+35、Ⓡ0~+40
※調整幅は開発中の数値
適合 A210A(4WD)
DSC PLUS 対応
発売時期 夏頃
<WHEEL&TIRE>
ホイール エンケイ・PF09(16×6.5+38)
タイヤ ダンロップ・GRANDTREK AT5(215/60)
車高調装着
スプリングの長さを変えず、ダンパーの全長を調整することで車高を変化させる全長調整式。スプリング、ダンパー共にリフトアップ専用モデルとして開発された。
商品の特徴
前後ともに32段階で調整可能な減衰力。数値を大きくするほど、乗り心地を柔らかくセッティングすることができる。
ダンパーZZ-R
LIFT UP Model
64ジムニーからスタートし、現在のラインアップは開発中モデルも合わせて全8車種用意されるリフトアップ車高調。車種によっては専用コントローラーで、車内から減衰力調整が可能なスペックDSCモデルも設定されている。
【PARTS SPECIFICATION】
<ダンパーZZ-R LIFT UP Model>
適合 デリカD:5(CVIW)、RAV4(AXAH54/MXAA54)、ランドクルーザープラド(TRJ150W)、ヤリスクロス(MXPJ10)、ライズ(A210A/S)、ジムニー(JB64W)、ハスラー(MR52S)、エブリイワゴン(DA17W)
価格 18万1500円~20万3500円
第一印象は「かなり硬め?」。ブリッツ開発担当者によると、ローダウン仕様よりもスプリング、ダンパーともに硬めのセッティングにされているとのこと。しかし減衰力を32段の一番柔らかめにすると純正に近い感じに。このきめ細かな調整ができるのが、ダンパーZZ-Rの魅力。
問:ブリッツサポートセンター 0422-60-2277
https://www.blitz.co.jp
スタイルワゴン2021年6月号 No.306より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]