愛車をカスタムするのなら、まず初めに取り組みたい
車高UP or DOWNってこういうこと


愛車を買って、何かしらのカスタムをしていこうという上で、必ず通る道と言っても過言ではないのが車高を変えていくということ。車高を変更する=下げる・上げると言ったことが該当し、それぞれ用途や目指すスタイルにより完成図は異なってくる。

単純に変えていくと言っても、まずは純正のサスペンションに手を付けることがカスタムするための第一歩。その為にどうすればいいのか不安を抱く人もいると思う。

まずは近くの量販店やショップ、ディーラーに相談してみるのが大きな不安を解消する手段となる。その後はパーツの購入・取り付けを行うことで車高調整を施した愛車に仕上げることができる。

また、徐々にカスタムについての知識が深まってきて、“攻めたスタイル”に挑戦してみたい! そう思う場合もあるはずだ。この場合は車高調整するパーツだけでなく、関連するパーツやしっかりと走行させる上での調整といったことも重要となってくる。

その辺りもしっかりと理解した上で車高を変える作業に取り組む必要があるのだ。

▼車高を変えるスタイルはこの2つ!▼

●ローダウンスタイル

●30アルファード●全長調整式機能を備えたエアサスである、オンザグラウンドを装着した30アルファードのデモカー。エアサスでの車高調整機能を下げ方向に振っているため、全上げした状態でも20mmダウンとなる。装着エアロは着地スタイルでも存在感バッチリなベリフラッパー。

車高を下げていくことがローダウンスタイル。下げれば下げるほど、そのクルマが持ち合わせるスタイリングがグンと主張でき、1つの塊のようなフォルムとなる。一方下げすぎると、そもそも走行できなかったり、段差に引っ掛けてバンパーを破損させることにも繋がる。

●リフトアップスタイル

●RAV4●アップスタイルのお手本として登場したのが、エアランナーリフトアップバージョンを装着したRAV4。上げるだけでなく、約50mmのローダウンも可能としている。ルーフラックやオフ系タイヤ&ホイールと、まさに流行りのアップスタイルのお手本のスタイルとなっている。

ローダウンとは対照的に、車高を上げていくことがリフトアップスタイル。車高を上げることで、力強いスタイリングを手に入れることができ、悪路など路面状況を選ばず走ることができるが、天井が低いトンネルや立体駐車場に入れないなんてトラブルも発生するのだ。

▼車高を変える手段は大きくこの4通り!▼

●ローダウン/アップスプリング
純正サスのスプリングと置き換えることで車高を上げ下げすることが可能。任意の車高に調整することはできないが、単純に車高を変えてみたいという場合に挑戦しやすい。

●車高調キット
車高調整における言わば代名詞とも言えるパーツ。各メーカーから多種多様なアイテムがラインアップし、自分のスタイル・使い方にあった製品をチョイスすることが可能。

●エアサスキット
車高を空気の力により上げ下げの動作を自由に行える。空気を入れるためのエアタンクやコンプレッサーといった機器の設置場所やパーツ代・取り付け代が高価なのがネック。

●リフトアップスペーサー
純正のサスペンションの取り付け部の上や、サスペンションメンバーに挟み込む形で車高を上げることが可能。純正サスをそのまま流用でき、比較的安価に挑戦できる。

▼車高の変化で見え方はどう変わる?▼
ローダウン/リフトアップでそれぞれ比較検証!

上げる/下げる問わず、車高を変えるとクルマの見え方って変わってくるもの。社外パーツに変えた場合、まずはメーカー推奨値での変化量で楽しむことが殆どだと思うが、数値だけでは実際の姿が見えてこないというのが欠点。そこで、“実際に車高を変えてみた姿”を並べてみました。
●ローダウンスタイル●

40ミリダウン/フェンダーアーチ高710㎜


●リフトアップスタイル●

ノーマル車高/フェンダーアーチ高815㎜

撮影協力 ACC 0790-23-0700
https://www.accincjp.com

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

情報提供元: ドレナビ
記事名:「 【ローダウン&リフトアップでこんなに見た目が変わる】車高を変えるってつまりこういうこと!|足回り カスタム