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従来のオービス(自動速度違反取締装置)には、地面に埋め込まれたコイルによって計測するループコイル式と、レーダー波の反射を利用して速度を算出するレーダー式、それらを応用したH式やLH式などがある。
そこで、以前のレーダー探知機は、レーダー波を検知するセンサーや記録されているGPSデータによってオービスの位置を警告していた。
しかし近年、レーダー式の生産中止や生活道路での速度抑制の要望などに伴い、新しいレーザー式オービスが増加している。
レーダー式とは異なり、レーザー光を対象車に照射し立体的に捉え、走行距離と時間によって速度を割り出すもので、従来のレーダー探知機では感知できないのだ。
さらに、レーザー式は固定使用だけでなく、小型で移動可能なため、短時間で設置し、その日だけの計測地点を設けられるのが最大のポイントだ。
事前警告板がないことも多く、ドライバーの気が緩んだ際に計測されているなどのケースが目立っている。
そのため、最新のレーダー探知機はレーザー式対応が主流に。各種センサーや計測地点のデータなどを含め、検知の難しいレーザー式に対応したモデルかどうかが選ぶ際の重要なポイントだろう。
小型で設置場所を選ばない
レーザー式オービスが増加中
第二回からは、メーカー別のお薦めモデルを紹介!お楽しみに!
スタイルワゴン2021年2月号より
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