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世の中にはロードスター、GT-R、ハイエース等々、趣味性が高く、根強いファンのいるクルマが存在する。
ジムニーもそんなクルマのひとつで、しかも70年代の旧いモデルの根強い愛好家がいるほど。
歴史のあるクルマなのである。
ジャオスも歴史のある四駆専門ブランドだが、実はジムニーに取り組んだのは先代(23、43)から。
ジャオスの内田さんもハッキリと「後発です」と言う。
しかし、後発だからこそのメリットを活かしている。
バンパーは薄型なだけでなく、存在感を持たせる等々。
そしてソレは、64、74にも引き継がれている。デザインを見れば一目瞭然。
薄さ、開口部の形状などは、先代用を踏襲。オフロードを軽快に踏破するのにピッタリの薄さでありながら、骨太な骨格で存在感も◎なのだ。
まさにジャオス流のデザイン。
またサスキット、専用ホイール、下まわりのガードと豊富なパーツ設定も魅力。
さらにラリー競技(アジアクロスカントリーラリー)で実績のあるメタルクラッチも、ジムニー(現在は64用のみ)には用意されている。
リアバンパーにも注目だ。
テールランプを一新することで、個性的&魅力的な形状を実現したのだが、実はこのテールランプ、わざわざオリジナルで製作しているのだ。
イチから型を起こして…と手間暇かけているのは、同社がジムニーに力を入れている証拠である。
誰でも気軽に、無理せずカスタムを楽しめるという“ジャオス流”はそのままに、1台トータルで仕上げられる品揃え。
これからジムニーをカスタムするという人は、ジャオス製品を選べば間違いない。
確かに、ジャオスでも先代シエラ用アイテムを設定してはいた。
しかし、数が出ることを見込みウレタン製バンパーであった23ジムニーと比べると、シエラはFRP製。
当然片手間ではないが、主流ではなかったのは間違いない。
けれど74シエラは、「人気が出る」と見込み、最初からウレタン製でバンパーを用意。
ホイールもインセット対応ではなく、リム幅を広くした専用品を別途開発。
つまり現行シエラに対して、ジャオスは本気なのである。
パーツの基本構成は64ジムニーと変わらない。
現状クラッチの設定がないこと、フェンダーの設定がないことが違う点だ。
同じ…とはいえ、外装パーツは細かくシエラ用に調整している。
例えばフロントバンパーは、両サイドを幅広いシエラに合わせ拡幅しただけでなく、前側への出幅も最適化。
「シエラの方が自由度が高い。
64からアプローチし、74では『もっとこうしたい』というのを盛り込んだ」と内田さん。
さらなるアイテム追加も検討中だそうで、今後の動向にも要注目だ。
SPECIFICATION
【外観】
JAOSフロントスポーツカウル(ウレタン製) 5万4000円
JAOSリアスポーツカウル(ウレタン製) 7万8000円
JAOSフロントグリル( FRP製) 3万2000円
JAOSドアハンドルプロテクター 5000円
JAOS専用スキッドプレート(ステンレス製) 1万2000円
JAOSマットガードⅢジムニー専用フロント 1万4000円
JAOSマットガードⅢ汎用タイプS 1万2000円
JAOSマットガード車種取付キット リアスポーツカウル用
5000円
【エンジン】
BATTLEZマフラーZS TCリアスポーツカウル用 6万8000円
【サスペンション】
BATTLEZリフトアップセットVFSコンプリート 15万8000円
BATTLEZステアリングダンパー 1万9000円
BATTLEZレベライザーロングブラケット 1000円
【タイヤ&ホイール】
JAOS EXCEL JX3(マットガンメタリック) 16×6.0J +20
トーヨー・オープンカントリーM/T 225/75R16
クロカンの定番ともいうべき腹下ガード&プロテクター。
ジャオスのそれはすべて美しく高品質なステンレス製。
表面にはショットブラストと電気研磨が施され、キズが目立ちにくい仕様になっている。
欲しいポイントから少しずつ追加していくのも楽しそうだ。
SPECIFICATION
【ガード&プロテクター】
JAOSタンクガード(ステンレス製) 1万8000円
JAOSトランスファーガード(ステンレス製) 1万円
JAOSキャニスターガード(ステンレス製) 1万2000円
JAOSダンパープロテクター(ステンレス製) 1万2000円
JAOSアームプロテクターフロント 1万5000円
JAOSアームプロテクターリア 1万5000円
問ジャオス 群馬県北群馬郡榛東村広馬場3586-1
0279-20-5511 https://www.jaos.co.jp
ハイパーレブ Vol.244 スズキ ・ ジムニー &ジムニーシエラ No.7
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