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軽トラはもともと田んぼの畦道で活躍しているクルマ。
ボディは軽くて頑丈、足まわりもタフだ。
そして広い荷台には沢山のモノを積み込める。
よく考えてみればキャンプに向いている。
問題は果てしなく泥臭く垢抜けないところだが、この“Bug-truck(バグトラック)”はどうだろう。
片やレトロで愛らしい顔に、コンテナ+ルーフラックがよく似合う軽トラ。
片やカモフラ柄のアクセントが効いたテントを装備するアウトドア色の強い軽トラ。
コロナ禍で一層引きこもりがちなインドア派でも、思わずキャンプを始めたくなってしまわないだろうか。
テントキットのキャンパープロは自然を近くに感じられる距離感が魅力。
「雨音も風の音も聴こえる」というのが魅力だが、このパネルバンでは室内の快適性を追求したものになっている。
ベースはダイハツ純正のハイゼットパネルバン。
大幅に手が加えられており、まずはキャビンは背抜きして荷室とひとつなぎに。
コンテナには隙間なく断熱材を入れ、壁材はウッドで温かみのある雰囲気を演出する。
「床は防水・防汚のフローリング加工を実施。ガンガン土足で上がり込めます」とカーファクトリーターボーの山本さん。
横窓は新設、リアウインドウは作り替え、室内側からコンテナを開けられるようにドアハンドルも設置。
さらに集中ロック機能も備えてセキュリティや利便性も確保している。
「ほぼ1台丸ごと作る感じになりますので、パネルバンはコンプリート販売のみ対応。完全受注生産で、納期は半年ほどいただきますが、絶対に満足していただける1台をお届けします」。
天井・壁・床とそれぞれに断熱材を投入。
キャビンとつながっているからエアコンを効かせられ、季節問わず快適。
キャンピングカーのような感覚で使えるので、アウトドアに慣れていないビギナーも安心だ。
リアウインドウはひと回り小さめに作り替え、跳ね上げ開閉式に。
網戸とサンシェードも装備しており、夏場も虫や日差しを遮りつつ、開けっ放しにできるのがいいところ。
また両サイドは本来ただの壁だが、こちらも網戸と2WAYで使える窓を設置している。
基本的な装備は標準で揃えられているが、プラスαのオプションパーツも豊富。
人気なのは積載性&お洒落感をアップできるリアキャリア、キャビンと荷室を区切れるカーテン、軽食やお茶を飲む時に便利な外用テーブルなど。
また税込10万円アップすれば、2トーンでオールペンできる(標準は単色)。
カラーコードも指定OKだ。
【主なオプションパーツ】 ※価格はすべて税込
リアキャリア(ラプター塗装仕上げ) 19万1950円
サイドバー右(ボディ同色仕上げ) 3万3000円
ルーフ用ラダー(ラプター塗装仕上げ) 3万8500円
カッティングデザイン(片面) 5万5000円
ポータブルバッテリー 6万円
エンジンスターター 3万4800円
カーテン 2万2000円
ナビ&バックカメラ 10万円
外用テーブル(2カップ付き) 7700円
シートカバー 2万2000円
ブロー製のロックライダーフェイス、またはハイゼットジャンボフェイスが選べる(約5万円の価格差あり)。
どちらを選ぶかは好み次第だが、ロックライダーフェイスは女子ウケも良さそう。
車高は2インチリフトアップ。
165/60R15サイズのタイヤも無理なく履けるようになる。
【ベース車】
ハイゼットトラック
ハイルーフ(SAⅢtなし)
AT/4WD
【外装】
ロックライダーフェイス
全塗装(2トーンは税込+10万円)
ルーフラック
オーバーフェンダー
収納式サイドステップ
ハロゲンライト
リフトアップ(2インチ)
M/Tタイヤ&ホイールセット
スペアタイヤ(M/T)
【内装】
内装断熱・ウッド加工
集中ドアロック
室内ドアハンドル
専用ベッド&キャビネット
リクライニングシート
スライドドア加工
バックドア加工
背抜き加工
リアゲート強化ダンパー
【コンプリート価格(税別)】310万円
軽トラ荷台専用テントキットの「キャンパープロ」。
金属の骨組みに、頑丈で耐久性に優れたクラフテル帆布を被せて使う仕組みで、取り付けにあたって荷台の穴開けなどは一切不要。
シーズンオフにテントを外して保管しておくということも簡単にできる。
テントへのアクセスは後方からで、ジッパーで開けてクルクル巻き上げ、付属のベルトで固定すれば入り口が出来上がる。
両サイドにはメッシュ付きの三角窓も備え、通気性に優れた構造になっている。
カラバリは写真のカーキ+カモ柄のほか、ネイビー+カモ、カーキ+ネイビーの計3タイプ。
ほとんどの軽トラに対応するが、過去のマイナーな車種の場合は要問い合せ。
三角窓はメッシュ付きだが、そのメッシュを巻き上げればフルオープンにもできる。
またリアの巻き上げ具合も一番上までだけでなく、中ほどで固定することも可能。
テントキットはすべて手作業で製作し、完成後に全品水漏れ試験を実施している。
「だから大量生産はできないんです。現在、ご注文からお届けまで約2ヶ月いただいております」。
荷台フロアキットは絶対オススメのオプション。
床面の凸凹をフラット化できるし、断熱効果も期待できる。
Camper Pro.テントキット 27万6000円
荷台フロアキット 4万5000円
ルーフラック 11万円
ランタンハンガー 1万5000円
キャリア 4万6000円
2Way K&Ladder 2万5000円
車検や整備を手掛ける一般的なカーショップだったが、3年ほど前に軽トラ専用のテントキットを開発。
SNSなどで人気が爆発し、全国区の有名店に。
代表の山本さん自身、大のアウトドア好きというのがバグトラ誕生のきっかけ。
青森県つがる市柏広須藤枝77-1
tel.0173-25-2774
https://bug-truck.shop-pro.jp
営業時間:9:00~18:00 定休日:日曜
Kカースペシャル ドレスアップガイド Vol.28 Kトラパーツブック2021より(2020.12.26)
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