- 週間ランキング
横に長く、縦にも大きく広げた押し出し感あふれる六角形のフロントグリル。
その中央には国内で販売している車種では見かけない、分かりやすいトヨタのロゴ。
その見た目、紛れもなく北米トヨタで販売されているピックアップ、タコマである。
その力強いフロントマスクを違和感なくインストールしたのがハザードのハイラックス。
しかもワンオフではなく、専用設計のフェイスキットとして製品化。
その名も「タコマックス」。
同社の大林代表が海外でタコマを見て、イカツい顔面にひと目惚れしたことが開発のきっかけとなった。
キモとなるのはグリルのサイズ感。
いざハイラックスの顔面に合わせて整えていくと、グリルが小さくなってしまう。
そこで光に支障が出ない範囲でライトに被せ、さらに専用のフードトップモールも追加することで、タコマに近い大きさと奥行き感を表現。
切り上げたボトムや角を立てたコーナーなど、細部のディテールもタコマの雰囲気を忠実に再現している。
さらにインパクトを底上げするオーバーフェンダーも開発。
数値以上のワイド感が出るように面積を広げ、ワークス風のアレンジでワルっぽくキメる。
そこに収まるホイールはハザードオリジナルのフォース・デナリ。
ディープなコンケイブディスクが豊かな表情を作り、リフトアップした足元と相まって強烈な存在感を放つ。
ハイラックスのカスタマイズに新たな風を吹き込む1台、要チェックだ。
ボトムを斜めに切り上げることでタコマらしさをアピール。
視覚的に車高アップ感も強調できる。
フォグはハイラックス純正を流用可能だ。
ゴツい純正サイドと交換するサイドステップバー。
純正よりスリムな作りなので、視覚的に車高が上がったように見える。
出し過ぎるとホイールの選択肢が限られるため、フェンダーの出幅は35㎜に抑えた。
付属のリベットは手軽な貼り付け式。
グリーン(オプション)
レッド(標準)
デナリのインサートプレートを試しにグリーンで塗ったら反響が良く、オプションとして新設定。
他にはアメリカンなクロームメッキもリリースし、選ぶ楽しさが広がった。
ラングラー純正アンヴィルグレーでオールペンしたボディを引き締めるため、各部を艶ありのブラックで塗り分け。
メリハリが付き、落ち着きも得られる。
タコマックス フロントフェイスキット 18万5900円
オーバーフェンダー 12万9800円
ホイール/フォース・デナリ(18×8.0+15) 5万7200円
タイヤ/モンスタタイヤ(285/60-18)
足まわり/ジャオス
※ワイドトレッドスペーサー30mm使用
問:ハザード 076-254-0014 https://hazard.co.jp
アップスタイルカスタムガイド (2020/11/18)より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]