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ホイールを換えるのは靴を履きこなすのと同義
「ホイールを換えて、なにかいいことあるの?」。
多くの人にとって、ホイール交換に限らず何かしら改造をすることは、ネガティブなイメージがつきまとう。確かに、交換するサイズなどによってはタイヤの費用や乗り心地など、デメリットがいくつかあるのは事実だ。当然、それを受け入れられない人もいると思うし、そういう考えの人にホイール交換を勧めるつもりはない。
ただ、なんとなくイメージがよくないからというだけで、ホイール交換をしてこなかった人は、ちょっと考え直して欲しい。ホイールを換えることには、いろんないいことがあるからだ。
その一番の魅力は、愛車が見違えること。ホイール交換は、よく靴選びに例えられる。スニーカー、ブーツ、スリッポン、サンダルなど、自分の好きなものを選ぶはずだ。ブランドやデザイン、色、サイズなど、その靴をどう履きたいのかによっても選ぶポイントは様々。靴を履きこなしている人の印象がいいのは、そこに履いている人の想いが表れているから。
昔、宿場町で足元の汚れから疲れ具合を推し量り宿代を変えていたことに由来する〝足元を見る〟という言葉には、その人を見極めるには靴を見ればわかるというニュアンスも含まれているように思える。
つまり、靴がキレイな人の印象がいいのと同じで、クルマもホイールが違うだけで印象が大きく変わるということ。ブランドやデザイン、色、サイズなどホイールを選ぶ要素は靴選びと重なる。いいホイールを履いているだけで、クルマの立ち姿がよくなるのはいうまでもない。そしてそれは、そのクルマに乗る人への印象にもつながる。
もうひとつホイールを換える利点は、機能だ。例えば、重さ。これも靴に置き換えてみるとわかりやすいが、軽量なスポーツシューズと重いブーツでは、どちらが走りやすいかは一目瞭然だ。一般的に軽いホイールを選べば、見込まれる。だからこそ敢えて言いたい。ホイールを換えるって、素晴らしいんだと!
装着したホイールはこちら!
スタイルワゴン2020年12月号より
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