街ラクSUV、誕生!


TOYOTA/YARIS CROSS

トヨタ/ヤリスクロス


世界的にブームが続くSUV。SUV専用車に加えて、あらゆる車種で、●●クロスなどの派生モデルやオプションパーツが登場している。新型ヤリスのスピンオフカーとして、鳴り物入りで登場したヤリスクロスもそう。街乗りに優しい新コンパクトSUVのポテンシャルをチェック!!






ヤリスクロスは世界で870万台以上販売された、ヤリスの血統を受け継ぐ新型コンパクトSUV。「快適走行」「安全性」「低燃費」というヤリスの特徴に加え、日々の使い勝手、不安解消により重点を置いた1台だ。


欧州でヒット中のSUVが「小型」「背が高い」「小回りがきく」「目線が高い」点であることを注視しつつ、過度な装備にこだわらず“必要なものを必要なだけ〟採用するミニマリスト路線で開発した。



ポジションはC-HRとライズの中間で、直近のライバルはホンダ・フィットクロスターやマツダ・CX -3、やや全長差があるが日産・キッヤクスやホンダ・ヴェゼルあたりだ。


まず気になる外観は、それがヤリスベースであるとは判らないほど鼻先が高い。ボディサイド周辺などの肉盛りもありと、SUVならではの頑強さ、ゴツッぽさを感じさせる。


ベースとなる骨格やメカニズムはヤリスを踏襲しており、エンジンはガソリン、ハイブリッドともに1・5L。全グレードで4WDが選べる点も大きな違いで、とくにガソリン4WDは“街乗り四駆〟の枠を越える本格的な走破性が自慢だ。



(本家ヤリスに比べて)見晴らし良好のドラポジを確保しつつ、背の高いボディにあわせ剛性面を強化と、ドライバーの意志に忠実な走りを追求している。


とはいっても、そこはコンパクトSUV。もっとも気になる点は、なんといっても使い勝手だろう。上級車ではトヨタコンパクト初となる4:2:4可倒シートを後席に採用したほか、荷室床面の高さを上下に、しかも6:4分割で変更できるなど、シーンにあわせた使い分けが可能。


足をバンパー下に差し込むだけでバックドアが開く動作の速いハンズフリー機能や、駐車アシストする便利機能がオプション化と、日常ユースを快適にする、見過ごせない“楽〟機能も備わる。


さらにヤリス同様、ボディカラーも多彩で、単色&ツートーンと、なんと合計15種類から選べる! 選択肢の幅広さも魅力だ。


DESIGN/デザイン


SUVならではのドシッとしたデザインは、アクティブさとバランスを重視した結果。ヘッドライトとテールの位置を水平基調としたほか、リアへ向かうに従いボディをややシェイプ。フェンダーのワイド感を強調させるなど、力感みなぎる。SUVといえばの、底まわりを覆う黒いクラッティングも一周施される。ちなみにナンバーは3。

BODY/ボディ


クルマのベースとなる骨格は、2015年から始まったトヨタの定番プラットフォームTNGAのコンパクト版「GA-B」。軽量で高剛性、重量配分も最適化したボディが軽快な走りをアシストする。吸遮音材を最適配置し、接合部の隙間を徹底して埋めるなど、静粛性も高い。視線はヤリスに比べれば上がっているが、TNGAは元々低床コンセプト。ファミリーカーやKであるような見晴らしの良さとはニュアンスが違うので注意。

LUGGAGE/ラゲッジ




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荷室収納量はクラストップの390L(最大1102L)。荷室床は、デッキボードの上下位置を変更することで荷物にあわせて空間を調整できるトヨタコンパクトSUV初の機能が搭載される。左右同時はもちろん、片側だけ下げるなど、フレキシブルに使い分けできる6:4分割式だ。標準はZとG系の2WDのみ。


ENGINE/エンジン


機動性を司るパワーユニットはハイブリッドとガソリン車の2系統あり、ともにエンジンの排気量は1.5L。本家ヤリスにある1.0Lガソリンの設定やMTはない。搭載ユニットも同じなため、馬力やトルクも同じ。ハイブリッドは91馬力、ガソリンは120馬力だが、ハイブリットには前後モーターの補助が別に付く。

全グレードに4WDあり

ハイブリッド、ガソリン車ともに、2WDのほかに4WDも選べる。トヨタコンパクトSUVでのハイブリッド4WDは初。ガソリン4WD車は路面にあわせ3モードから選べる「マルチテレインセレクト」を搭載と、より本格的な四駆走行が可能。


FUEL/燃費


もっとも気になる燃費は、WLTCモードで最良30㎞/l 越え。ガソリン車は、ヤリス同様、アイドリングストップは付かないが最良20㎞/l 越え。ちなみにタンクはハイブリッドが36Lだが、その満タン給油は約4500円※。単純計算で1100㎞も走れる! ※全国平均価格127円で算出

最良燃費はこちら

ハイブリッド2WD=30.8km/l

ガソリン2WD=20.2km/l


ARRANGE/アレンジ


Z系とG系の後席は、トヨタコンパクトSUVで初となる「4:2:4分割の可倒式」(写真)だ。中間部のみ前倒しすることで、4人乗車を確保したまま長尺物を積むことができる(その中間部にはドリンクホルダーが付く)。最廉価のX系は一般的な6:4分割式。

SUSPENSION/サスペンション




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class="alignnone size-full wp-image-160193"/>フロント用サスペンション




一新された本家ヤリスをベースとしたサスは、フロントがストラット、リア2WDが車軸のトーションビーム、4WDが独立のWウィッシュボーンだ。ヤリスの軽快な走りを背の高いSUVでも再現すべく、ボディ剛性を強化。見晴らしいい状態で、安心して乗れるを追究。ちなみに最少回転半径は全車一律の5.3m。


SEAT/シート


前後列2+3の5人乗りのみ。上位グレードZ 系では6ウェイの電動シートが標準に。内装色はZ 系が茶系、中間のG 系と廉価のXが黒系。Xはヘッドレストが一体式となった、コンパクトカーらしいスポーティなハイバックシートとなる。

【SPEC&PRICE_HYBRID Zの場合】

全長×全幅×全高(㎜) 4180/1765/1590

排気量(L) 1490/直列3気筒

最高出力[kW(㎰)/rpm] 67(91)/5500

最大トルク[Nm(kgf・m)/rpm] 120(12.2)/3800〜4800

重量(㎏) 2WD/1190、4WD/1270

価格 2WD/258万4000円、4WD/281万5000円


ディーラーで速攻カスタマイズ!!


MODELLISTA/モデリスタ

ディーラーで新車を買ってすぐにでもカスタムをしたい!という人は、新車デビューと同時に購入ができるモデリスタブランドがお薦め。ヤリスクロスもすでに2タイプのボディキットをラインアップ。



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●価格:3点セット/未17万8000円、塗20万円




問:モデリスタコールセンター 050-3161-1000

https://www.modellista.co.jp




情報提供元: ドレナビ
記事名:「 【ヤリスよオマエもか】話題のコンパクトSUV、ヤリスクロスの見所をピンポイントでチェック!