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先月号で紹介した、東大阪の居酒屋「モンキー×モンキーズ」前にて撮影したアルト。今月はそのアルトの作り込みに迫ってみましょう。
当時はもっと鮮やかだったんだろうなと想像できるトリコロールカラーは時の流れを感じさせるよう絶妙に色あせ、その周囲はサビで塗装も剥がれる始末。
ホイールも内装も同様にヤレて、フロントウインドウなんて近所のガキんちょの仕業でしょうか。ボールが当たってヒビ入っちゃってるし。とまあ情景を想像できるのがこのアルト。
PAPAN部長に作り方を聞いてみると、ボンネットの剥がれはカッターなどで部材を僅かにめくるように削り、ボンネット面と剥がれ面の境界線を作っているそうです。それを境に塗り分けるということですね。
写真で見ると剥がれ面は全体的に削って1段落ちているように見えますが、実際は違うんですね。ボンネットやホイールのサビ部分の塗料は、タカラ塗料の錆エイジング用、シートやボディ全体の汚れはミスターホビーのウェザリング塗料を使っているそうです。
もちろん正解はこれだけじゃないでしょうし、PAPAN 部長も数ヶ月前はド素人。ウェブで検索すると先人が様々なテクニックを紹介しているそうで、皆さんもぜひ参考にしてみてくださいな。
papan部長
スタワゴをはじめ、様々なクルマ雑誌で活躍する大阪在住酒好きクルマ好き楽しいこと好きなプロカメラマン。痛風持ちの39歳。なぜかミニ四駆のタトゥーを入れている。愛車は赤いジープ ラングラー。自粛期間にプラモにドハマり。放置車両の撮影がライフワーク。写真集「STILL ALIVE」発刊や個展なども開催する。
Instagram @papanphotography
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スタイルワゴン2020年9月号より
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