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これはカスタムでも間違いなく人気が出る。そう確信した編集部は正式発売前に急ぎハリアーを予約。買ったから言うわけじゃないですけど、このクルマ、走りもほんとに良いのです。
今後カスタムすることを予測してグレードは1番安い“S”(予算の都合という話も)のハイブリッド、2WD。上位グレードのような煌びやかなメッキは少なく、ホイールは最も小さな17インチだけど、それでもシルエットが美しいのに変わりはなく先進的で上質だ。
2日掛けて立ち寄りをしながら高速道路を中心に東京まで戻ってきたが、場面問わず乗り心地が良いことに驚いた。一般道でも高速でも剛性感を感じさせるボディはどっしりとしていて、安心感が強い。タイヤが17インチということもあるけど、乗り味もゆったりと滑らかだ。かといって、鈍重なクルーザーという感じではなく、ハイブリッドはパワーも十分にあり、軽快さも併せ持つスポーティなクルーザーといった感じ。
もうひとつ驚いたのは、燃費の良さ。ノーマルで1200キロほど走ったが、メーター読みで最大20.6km/L。別にECO走行をしてたわけじゃない。しかもレギュラーだなんて。
ローダウン、タイヤ&ホイールをインチアップ
見た目も走りも、さらに上質に!!
ノーマルの印象が良かったので、ローダウン&インチアップに二の足を踏みそうになったが、スタワゴ編集部がそんなこと言っちゃいかん。まずは誰よりも早くお披露目を! と意気込んでカスタムを開始。
ブリッツの車高調で5〜6センチほど落として、ロハナの22インチを履いた姿は、街中でまあ目立つ。この優越感があるからカスタムって止められないですよね。
で、気になる乗り心地。結果的には、あれ? まだローダウンしてないっけ? と思わせる乗り心地の良さにさらに満足することになった。
22インチで35扁平タイヤなので、固めではあり高速の継ぎ目も感じるが、やり過ぎかなと思わせるノーマルの柔らかさをちょっとだけ抑えた感じは、すごく好印象。装着後、帰社中に「いい!」と叫んでしまったのはほんとだ。
22インチでがっつりローダウンしたら、足はバタバタするんじゃないんかい! そんな時代は昔も昔でした。今は減衰力がちょうど真ん中のメーカー推奨値。今度は少し調整しながら違いを感じてみようと思います。
スタイルワゴン2020年9月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_霜田奈緒]