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FUJITSUBO
どこよりも早く現行ジムニー用マフラーの開発に着手したフジツボには、あるリクエストが多く寄せられていた。
声の主は、岩を乗り越えたり、急坂を走りまわったりという遊びを楽しんでいるジムニーオーナーたち。
車体後ろからマフラーが突出していると、キツい角度の坂道などではどうしてもヒットする。
どうにか解消できないか、という声だった。
そこで候補に上がったのが、サイド出しというブランド初のレイアウト。
と言うのも、ホイールベース内に納めてしまえば、坂を攻めてもヒットする危険が減るから。
このサイド出しマフラーは、そんなファンの声に応えるため、走りを楽しむジムニー乗りのために生まれたのである。
中間パイプから交換し、下を取りまわして運転席側から排気させるという独自のレイアウトで、サウンドも運転席側だから車内に入ってきやすく、サウンドフィールはかなり爽快。
低音重視のスポーティ系で、軽自動車らしくない音を楽しめる。
パワーに関しても、フジツボのパワーチェックでは純正よりも約5馬力アップしていて、中回転は変わらないが、低回転と高回転域が力強いため、街中でもかなり乗りやすい味付け。
実用域が強化された印象だ。
サイド出しというインパクトもあるため、ビジュアル面でのアドバンテージも大。
出口はスタイリッシュなサイドスラッシュ形状で、76・3×98φのオーバル。
サイド出しだからサイレンサーが見えるのもレーシーで、このサイレンサーにレーザーマーキングによるロゴが描かれているのも、オシャレで優越感たっぷりだ。
オーソライズシリーズには、このサイド出し以外の機種も充実。
求める要素に合わせた選択が可能だ。
●価格:9万円
●適合:JB64W
●出口形状:76.3φサイドスラッシュ
●パイプ径:45φ
●備考:フレーム及びボディマウントに専用ブラケット取付
サイレンサーから突出したテールエンドは、曲がってからやや下を向くサイドスラッシュ形状。
出口部分はオーバルで、品のあるスポーツスタイルという印象。
このサイド出し仕様は、そもそもが急な角度の坂道や、岩を乗り越えるといった遊び方をしたときに、坂や岩にマフラーがヒットしないようにと開発されたもの。
ホイールベース内に納まるから突出がなく、アプローチアングルがキツい坂道を全力で走り抜けるときにも、マフラーがヒットする危険が少ないのがポイントだ。
パワーに関しては通常の後方出しタイプに比べやや劣るため、パワー重視ではなく、遊び&インパクト重視派にオススメ。
サイド出しマフラーは中間パイプから交換する構造。
パイプ径は45φで、テールエンドは76.3×98φのオーバル。
サイレンサーは砲弾型。
スポーティかつインパクトに優れた砲弾型サイレンサーには、焼き付けたようなビジュアルがクールなレーザーマーキングロゴも描かれる。
テールエンドのなめらかな曲げ形状もスタイリッシュ。
何よりサイド出しという希少さがインパクト満点。実用域の乗りやすさも魅力。
このサイド出しマフラーは、中間から後ろをボディ下で取りまわし、純正の反対側となる運転席側から突出させるという独自のレイアウトを採用する。
専用のブラケットが付属されていて、装着時にボディへの穴開け加工なども不要。
もちろん車検にも対応可能。
●価格:JB64W 6万9000円/JB74W 7万3000円
●出口形状:90φラウンド ストレート
●パイプ径:45φ・50.8φ・60.5φ
●備考:BGテールパイプ(焼色グラデーション)選択可能(有料)
RMが最もこだわったのは、排気効率の向上。
中間パイプからの交換式となるスポーツ志向モデルで、装着すれば馬力、トルクともに高められるのが魅力だ。
サイレンサーはレーシーな砲弾型で、内部をストレート構造とすることで排気効率を向上させているのも特徴。
ハイスペックだが、テールエンドはあえて上質な意匠なのも魅力。
●価格:JB64W 4万6800円/JB74W 4万6800円
●出口形状:70φスラッシュ
●パイプ径:45φ・50.8φ
●備考:BGテールパイプ(焼色グラデーション)選択可能(有料)
リアピースのみの交換式となるオーソライズKはリーズナブルな価格帯でありながら、トルクと出力を純正よりも向上させられるのが魅力。
サウンドもスポーティだが音量が控えめとなっているため、初めてマフラーを交換するビギナーでも安心して使える。
テールエンドは70φの真円スラッシュで、シンプル。
純正バンパーに好相性。
問 藤壺技研工業 055-980-0310
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Vol.244 スズキ ・ ジムニー&ジムニーシエラ No.7(2020/6/30)より
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