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LX、RX、NX、UX、それぞれ独自のキャラクターを持つが、ラグジュアリーSUVの先駆けとして、絶対的な存在なのは言うまでもない。
最上級のクルマを最高級にカスタムする、新しい世界に足を踏み入れてみませんか?
EXCLUSIVE ZEUS LUV LINE・RX/エクスクルーシブゼウス ラブライン・RX
最新のSUVは、老若男女問わず多くのクルマ好きを魅了している。ひと昔前は、土にまみれたオフローダーを連想することも多かったと思うが、そのイメージは一変。いま多くの人が連想するのは、都会的なクロスオーバーSUV。
ビシッとスーツを着こなしたビジネスマンが、オフィス街を駆け抜ける。休日はジャケットをオシャレに羽織ったパパが家族と一緒にお買い物へ。デートにフォーマルなSUVで迎えに上がれば、彼女のテンションも爆アゲ。
そんなアーバンな空気感を持つSUVの代表的な存在がレクサス。エレガンスなスタイリングと、ラグジュアリーな空間は誰もが憧れる存在であり、レクサスという言葉自体が一種のステータスになっている。
そんなレクサスをカスタムしたら、世界観はどう変わるのか。その答えは、最新のRXをアップデートさせたゼウス ラブラインにある。純正らしさを損なわない、滑らかなラインのエアロキット。イマドキ感を高めるLEDライティング。
そして足元は鍛造ホイールをさらりと履きこなす。思わず見惚れてしまう佇まい、そんなアプローチがRXに相応しい。
ARTISAN SPIRITS Sports Line BLACK LABEL・UX/アーティシャンスピリッツ スポーツライン ブラックレーベル・UX
SUVはスポーツ・ユーティリティ・ビークルの略称。スポーツやレジャーに適した装備を持つ利便性の高いクルマとして進化してきた。全4モデルを展開するレクサスのSUVシリーズにおいて、UX、NX、RXに与えられられた特別な存在がFの称号、F SPORT。
トヨタの所有する国際サーキット、富士スピードウェイの頭文字をとったもので、レース直系のDNAを宿して誕生した、ハイパフォーマンスモデル。標準車とは見た目が違うだけでなく、走りも別モノ。
ボディ剛性の向上や専用サスペンションの装備によって、日常的なシチューションにおいても走り楽しさを味わうことができる仕様になっている。そんなスポーツムードを盛り上げるのが、レクサスのトップチューナーでもあるアーティシャンスピリッツ。
レクサス最小クラスのUXをビルドアップさせるオーバーフェンダー、レーシングカーを彷彿とさせるカナード風のフラップエアロなど、スピード感あふれるスタイリングへと昇華させている。
レクサスならではの高級感を損なうことなく、らしさを引き立てるカスタムアプローチ、絶妙。
そこでトヨタはレクサスを立ち上げ、販売する車種を高級車だけに絞り、ラグジュアリーな雰囲気の専用ディーラーを構えることで高級車市場に参入した。その挑戦は見事に成功し、北米ではすぐに高級車ブランドとして認められた。
最初はセダンが中心だったが、北米ではSUVの人気が高かったため、98年に初代ハリアーと共通ボディのRXを発売。RXは人気車種となり、北米レクサス販売の主軸となっている。
レクサスSUVの魅力は快適性の高さだ。それは内装やシートに高級素材が使われているというのもあるが、レクサス車はスイッチ類の手応えや肌触りに至るまで入念な開発が行われているため、乗っていて心地よいのだ。
レクサスSUVの多くはプラットフォームやエンジンをトヨタ車と共用しているが、心地よさだけは圧倒的な違いがある。
キャラクター分けされた全4モデル設定のSUV
現在、日本のレクサスでは4車種のSUVが販売されているが、最も小さいのがUX。取り回しが良いので運転がしやすく、全高が低いため立体駐車場に入れることもできる。プラットフォームはC-HRと共通だが、パワートレインは専用の2・0L自然吸気と2・0Lハイブリッドを搭載しているので走りも軽快だ。
レクサスSUVの中で最もスポーティなのがミドルサイズのNX。スムーズな加速が持ち味の2・5Lハイブリッドと、高回転域まで力強く豪快な加速が味わえる2・0Lターボを設定。乗り心地は少し引き締まっているが、SUVを感じさせない安定したコーナリングを見せてくれる。
RXはレクサスらしさが凝縮されたラグジュアリーSUV。乗り心地が良く、ハンドリングも穏やかなため、長く乗っていても疲れにくい。2・0Lターボと3・5LのV6ハイブリッドが選べるが、ハイブリッドのほうがRXの上質感にマッチしており、ロングボディの3列シート車も選べる。
LXはランドクルーザー200と共通のラダーフレーム方式のボディを採用したラージサイズSUV。ランクル譲りの優れた悪路走破性を持ちながらも、エアサスが装備されるためオンロードでの乗り心地は快適。パワートレーンもランクルよりも大きな5・7LのV8&8ATを搭載する。
末弟は、都会派コンパクトクロスオーバー
レクサスSUVの中で最小モデル。プラットフォームをC-HRと共用しているが、全長が135㎜長く、レクサスらしいスレンダーなフォルムに仕立てられている。パワートレーンは2.0Lガソリンと2.0Lハイブリッドの2種類。ガソリンエンジンには、新世代ダイレクトCVTが組み合わされているので、キビキビとした走りが味わえる。車名の「U」はUrbanの頭文字。
扱いやすさも美点な中核モデル
車名の由来であるN=Nimbleは、「素早い、軽快、敏捷」という意味を持つ。全長4640㎜のボディサイズは大き過ぎず、小さ過ぎない適度なサイズ感で、街中での扱いやすさも大きな魅力だ。エンジンは2.0Lターボと2.5Lハイブリッドの2種類を用意し、さらに両車に2WDと4WDが設定されている。今年1月には内外装をブロンズカラーでコーディネイトした特別仕様車も登場。
最新技術凝縮のラグジュアリーSUV
2019年8月のマイナーチェンジによって様々な最新技術が投入されたRX。中でもLEDヘッドライトのハイビームを細かく制御し対向車や歩行者を認識する「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム」は世界初の技術として注目された。他にもL字ブロックを採用したスピンドルグリルなど、レクサスが打ち出すエレガントかつダイナミックなデザイン性を随所に取り入れている。RはRadiant、「光り輝く、華やかで美しい」という意味。
力強い走破性を持つレクサスSUVのフラッグシップ
レクサスの最上級SUVであり、国産SUVの頂点に君臨。全長5080㎜、全幅1980㎜を誇るボディサイズに加え、レクサスの象徴であるスピンドルグリルが圧倒的な存在感を放つ。5.7LV8エンジンと8速ATというパワートレーンによって、悪路でもガンガン走り抜ける走破性も抜群。それでいながら静粛性や乗り心地も、レクサスならでは。当初は3列シートの8人乗りだけだったが、現在は5人乗りも設定されている。LXにはLuxuryの頭文字が与えられる。